Product Details
ISBN 10 : 4000613170
Content Description
社会の多数派が「あたりまえ」と思うことでも、うまくできなかったり、まったくできなかったりする人がいる。「あたりまえ」ができないとき、人は立ち止まる。そして、考え始める。「障害」をキーワードに、学問と社会の「あたりまえ」を問い直す。
目次 : 学問は普遍的だろうか―「学の世界」と「生の世界」をつなぐ/ 1 今までとは違う問いから始める(われわれはよき宇宙人になれるだろうか/ 弱いロボットとテクノロジーの受容/ 障害学とは何か―歴史、スポーツ、テクノロジー ほか)/ 2 学問×障害=?(リベラルアーツと合理的配慮というチャレンジ/ 障害と経済―自立と依存の経済学/ ケアの倫理から考える「障害者の倫理」 ほか)/ 3 当事者とは誰か?(ユニバーサル・ミュージアムの“理”を求めて―触常者発、「無視覚流鑑賞」の誕生/ ひとりのサバイブ―群立的思考の方法/ 当事者研究からはじめる「知」の歩き方―獣道と舗装道路をつなぐ ほか)
【著者紹介】
嶺重慎 : 1957年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。専門は宇宙物理学。現在、京都大学大学院理学研究科教授。専門研究の傍らバリアフリー天文教育にも取り組む
広瀬浩二郎 : 1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本宗教史、触文化論。現在、国立民族学博物館准教授。ユニバーサル・ミュージアム(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組む
村田淳 : 1981年生まれ。京都府立大学公共政策学研究科博士前期課程修了。専門は障害学生支援、福祉社会学。京都大学学生総合支援センター准教授(障害学生支援ルーム・チーフコーディネーター)。全国高等教育障害学生支援協議会理事ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
林克也
読了日:2019/04/28
みみこ
読了日:2025/08/19
takao
読了日:2025/04/25
YASU
読了日:2021/05/21
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

