「あたりまえ」のつくり方 ビジネスパーソンのための新しいPRの教科書

嶋浩一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910063324
ISBN 10 : 4910063323
フォーマット
発行年月
2024年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;21

内容詳細

社会をつなげ、ビジネスを動かし、ブランドが愛される、PRの真髄は「合意形成」にあり。

ノンアル、キャッシュレス、リモート勤務‥‥は、いかにして「あたりまえ」になるのか?
新たな「常識」が日々、生まれる時代をリードするPR実践論、登場。


◎こんな人におすすめ
・経営者/起業家/新規事業家/サービス開発者
・広報/PRパーソン/ブランドマネージャー/マーケター
・行政/NPOで社会課題の解決を目指す人


◎内容
いくら優れたアイデアやサービスでも、社会に浸透しないのはなぜなのか?
どうしたら市場を越境し、人々の「あたりまえ」になることができるのか?

本書は、PR界の第一人者である嶋浩一郎氏が30年以上の経験を凝縮し、パブリック・リレーションズ(Public Relations)の本質を問い直すことで、新しいアイデアやサービスを社会に浸透させ、ビジネスを加速するための実践的な思考と方法を記した指南書です。

PRといえば、企業広報やメディアへのパブリシティ、「#PR」と書かれたSNSの投稿などが思い浮かぶと思いますが、それはPRのごく一部のお話。本書には、PRの真髄であるマルチステークホルダーとの「合意形成」について、その要諦が書いてあります。

「合意形成」を加速するPRの原則と方法
・複数のステークホルダーを巻き込んでいく
・ファクトベースで語る
・隠れた欲望「インサイト」を見つける
・欲望に「社会記号」を名づける
・市場の外に出て、社会視点で見立てる
・ナラティブを生む余白で、受け手のクリエイティビティを発動させる
・フリクションをおこすリスクを予想する
‥etc

広告やマーケティングだけではリーチできない市場の外の、社会へ広がるアプローチとは。PRの5つの原則と7つの方法を通じて、立場の異なるステークホルダーと対話しながらアイデアを磨き、実現させていく方法を、豊富な事例とともに解き明かします。

広報やPRパーソンだけでなく、組織や社会を変えたい、ビジネスを動かしたいあらゆるビジネスパーソンに、新たな視座とパワフルな戦略をもたらす著者渾身の一冊です。

【著者紹介】
嶋浩一郎 : 博報堂執行役員エグゼクティブクリエイティブディレクター/博報堂ケトルファウンダー。1968年東京都生まれ。1993年博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局で企業のPR活動に携わる。01年朝日新聞社に出向。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクター。02年から04年に博報堂刊『広告』編集長を務める。2004年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ta_chanko さん

    広告は差別化し、PRは共通点を探る。新しい「あたりまえ」を生み出す行動=@自分でやらずに第三者に頼るA複数のステークホルダーを巻き込むB対話し続けるC社会視点で考えるDファクトベースで語る。補助線=@インサイト(隠れた欲望)A社会記号B社会視点Cナラティブ(物語)Dファクト(事実)Eオーセンティシティ(信憑性)Fリスク予想Gダイバーシティ(多様性)Hサステナビリティ(持続可能性)Iエンパシー(共感)。みんなが求めている隠れた欲望を掘り起こし、新しい「あたりまえ」=みんなが安心・便利な世の中を創ろう。

  • パダワン さん

    ABCでの康太郎さんとの読書会に参加し始めてから嶋さんのファン。 門外漢なので、まずはPRと広告が違うものだと言うことに驚き! PRとは、パブリック・リレーションズの略。 新しいあたりまえのためにたくさんのステークホルダーと対話し合意形成を目指す。 つまりアウフヘーベンしていく。 広告業界に限らず、いろんなビジネス・パーソンに使える技術であり考え方だと思う。 コンテクストデザインにも通じる。 個人的には一作り手として、誤読を良しとする考えにモヤモヤしていたが、ここでは一定の答えが見出せた。

  • settar さん

    本屋大賞の立ち上げに関わるなど、信頼と実績の嶋さん。今回はこれまであまりなかった、PRについて。そもそもビジネスパーソンは、PR(パブリックリレーションズ)の明確な意味をわかっていないのではないか。という問題提起から始まり、ではPRってどうやるものだろう。という風に、大切なことを大切だよとしっかり言ってくれる良い上司。これからはto Cの時代。どこの会社もステークホルダーと上手く対話、合意形成することが必要だ。

  • さっちん@顔面書評 さん

    PR(パブリック・リレーションズ)の本質について学べる一冊。 新規事業開発担当者も読んでおくべきと思いました。 新しい「あたりまえ」をつくり、世の中をより良い方向に進めるために何をすべきかが分かりやすくまとまっています。 合意形成のステップは @認知の獲得 A認識の変化 B行動の変化 であることをベースに、合意形成を加速するための原則や、より円滑に浸透させるための補助線はとても参考になりました。

  • yyhhyy さん

    この人の本は毎度勉強になる。広告は違いを作りPRは共通点を探すという指摘やコンカーが経費DXをロビイングしてくれたことなど、鋭い指摘や納得感のある事例が並ぶ。

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