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カフェーの帰り道

嶋津輝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488029364
ISBN 10 : 4488029361
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
嶋津輝 ,  

Content Description

東京の下町にあるカフェー「西行」には、さまざまな事情を抱えた女給と客が集まる。夫の浮気相手疑惑のある女給を見に来た主婦・稲子。容姿を褒められるが、文字が読めないことを気にする女給・タイ子。学歴を生かせず、仕方なしに女給になったセイ。彼女たちはカフェーでどのように働き、誰と出会い、そして去って行ったのか。直木賞候補作家が描く、100年前の“わたしたちの物語”。

【著者紹介】
嶋津輝 : 1969年東京都生まれ。2016年、「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞。19年、同作を含む短編集『スナック墓場』で書籍デビュー(文庫化にあたり、『駐車場のねこ』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 本の蟲

    初読み作者だと思いきや『襷がけの二人』の人だった。大正から戦後まで細々と続いたカフェー西行に勤めた女給たち。彼女たちの人生のワンシーンや転機を切りとった連作短編。時代に翻弄される女給たちの想いや数奇な縁は、読みやすくはあるが、上野片隅にあるカフェー西行はあくまで舞台、背景にとどまる。以前読んだ雑学本『夜の銀座史』の影響で、戦前戦後のカフェー文化・女給に対する興味から手に取った身からすると少々物足りない。

  • ユウハル

    大正から戦後にかけてひたむきに生きる女性たちを描いた連作短編。あの時代の品の良さと表には出さない芯の強さを感じて読んでいて気持ちよかった。昔の映画を見ているかのようななんとも言えない古き良き日本を描いている。読んでよかったと思う作品。

  • JUN

    淑やかな女性として生きることが正とされる中、熱く自分の思いを激らせながら生きる女性たちがいた

  • いっちょらるれ〜

    登場人物が魅力的でした。人の良いところも、ちょっといじわるなところも、嘘つきなところも。

  • もぐもぐ

    嶋津さんの2冊目。関東大震災の2年後から終戦5年後までの 池之端にあるカフェ西行を舞台にした物語。 そこで働く女給たちが主人公だが、割と淡々と語られている

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