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ここがすごい!水辺の樹木 生態・防災・保全と再生

崎尾均

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716761
ISBN 10 : 4806716766
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
崎尾均 ,  

Content Description

洪水などの撹乱を利用して更新してきた「水辺林」は、
河川開発によってその貴重な更新機会の多くを失った。

在来種が少なくなった水辺には外来樹種が侵入し、
その伐採に多くの手間と時間が割かれている。

豊かで健全な水辺環境を未来に残すためには、
まず、水辺に生きる樹木たちがいかにして水辺環境を生き抜き、
子孫を残すのかを知らなければならない。

本書では、個々の樹種の生態から水辺林保護のポイントまで、
水域と陸域のつながりを取り戻すための理論と実践をやさしく解説します。

【著者紹介】
崎尾均 : 1955年大阪府生まれ。1982年静岡大学大学院理学研究科修士課程修了。博士(理学)。現在は、新潟大学佐渡自然共生科学センターフェロー、新潟大学名誉教授、Botanical Academy代表。専門は森林生態学、樹木学で、特に水辺の樹木の生活史や保全・再生について研究している。研究フィールドは富士山、秩父、佐渡島、只見、屋久島など。森林や植物に関するセミナーや講義、自然ガイドやサイエンスカフェなども行っている。環境水俣賞、尾瀬賞、日本生態学会大島賞、日本森林学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 竜王五代の人

    一般人向けに書いたと著者は語るけど、まだけっこうハードな内容の本であった。/巻頭カラーページは枠が細かくてちょっと見辛かった。/渓流沿い植物というものがあるのは知っていたけど、これは川沿いの樹木の話なのでもう少し岸寄りの話。とはいえ擾乱の激しい場所なので、いたずらに大きくなるよりはひこばえとかの栄養繁殖で寿命を延ばす方に向いているとか、ヤナギは洪水で埋もれてからが本番とかは面白かった。/堤防で固められた川を自然に戻そうというのは、土木の専門家の意見も聞きたい。著者の意見は理想的だと思うので。

  • aki

    前半は主に樹木の紹介。後半は水辺林の保護・再生を強く主張する。が、そもそもその保護を誰がやるのか肝心な所は抜け落ちている。著者本人の具体的行動もない。そして最後に「行政に期待すること」と題した行政批判って。知らない人じゃないだけに、残念な内容である。

  • イツシノコヲリ

    地生態学の授業で渓畔林が扱われたので読んだ。入門書として筆者は扱っているが、前半の樹木の説明は難しく、冒頭の細かいカラー写真を何回も往復する必要があるので大変だった。後半の研究紹介では、先駆種と一緒に後から定着していく種も入ってくるという知見や外来種の定着など水辺林の様々な問題を解説している。

  • スプリント

    知らないことだらけだった。 説明が丁寧でわかりやすい。

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