島田荘司全集 9 御手洗潔のダンス 踊る手なが猿 暗闇坂の人喰いの木

島田荘司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784523264293
ISBN 10 : 4523264295
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
848p;21

内容詳細

島田荘司全集の第9冊目。名探偵・御手洗潔が奇想の中で躍動する短篇集『御手洗潔のダンス』には『山高帽のイカロス』、『ある騎士の物語』、『舞踏病』、『近況報告』を収録。同じく短篇集『踊る手なが猿』には表題作『踊る手なが猿』、『Y字路』、『赤と白の殺意』、『暗闇団子』の4編を収録し、豊なロマンと奇想の表現の美しさを堪能できる。さらに本格ミステリーの旗手が渾身をこめた御手洗シリーズの大作『暗闇坂の人喰いの木』。さらし首の名所にそそり立つ樹齢2000年の大楠が次々に人間を呑み込み?、近寄る人間たちを狂気に駆り立てるその巨木の謎とは?凄惨を極める信じ難い怪事件の数々に御手洗潔が挑戦する。

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    『暗闇坂の人喰いの木』のみ既読。この時期の島田荘司の特に短編に顕著だが、読んでいるとリアルな街が感じられるのだ。この頃、島田が都市論に関心を示していたことが大きいが、何より実在の街からミステリを島田が感じ取っていた証しだろう。それは江戸を舞台にした「暗闇団子」ですら同様で、街そのものが主人公と言ってもいいほどだ。しかし、街以上に島田が意識しているのが奇想だろう。島田荘司のミステリにおいては、単に謎があるだけでは駄目なのだ。その謎は幻想的かつ詩的でないといけない。つまり、奇想なのだ。(つづく)

  • だるま さん

    本の内容以前に書きたい事が一つ。これ、全集の9巻なのだけど、8巻まで定価が3,850円だったのに、この巻は4,950円に跳ね上がっているのはどういう事? 厚みがやや増しているとは言え、これは酷い。『御手洗潔のダンス』『踊る手なが猿』『暗闇坂の人喰いの木』の合成本であるが、単体で買った方がずっと安いよ。値上げするにしても、精々一割増しが相場だと思うがなあ。で、やっと内容です。まあ、島田先生の躍動期の作品なので、全て再読だったが充分面白かった。御手洗物の第3長編『暗闇坂・・・』は改訂完全版になり傑作を再認識。

  • crow さん

    月報の伊坂幸太郎対談を読了。

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人物・団体紹介

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島田荘司

1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒業。1981年『占星術殺人事件』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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