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オルセ-美術館の名画101選 バルビゾン派から印象派、世紀末の絵画まで

島田紀夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096070260
ISBN 10 : 4096070262
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2010
Japan

Product Description

日本人に最も人気の高い美術館の一つ、パリのオルセー美術館には、印象派やバルビゾン派を中心に、フランス近代絵画の粋が集められています。
本書は、その絵画コレクションの中から、島田紀夫・石橋財団ブリヂストン美術館館長が厳選した101点の名画を、美麗な図版で掲載。作品の見所や画家について、平易でためになる解説で紹介します。
19世紀後半のフランス画壇の主流をなしていた、サロン(官展)を中心とした「正統派絵画」も充実。
当時の絵画芸術の豊かさと深さを示そうとするオルセー美術館設立の理念に沿って構成され、まさに「理想のオルセー美術館」となっています。

Content Description

19世紀後半のフランス絵画を形づくっていた、2つの大きなグループ。ひとつは、画壇の主流を成す、サロン(官展)を中心とした「正統派絵画」。もうひとつは、レアリスム(写実主義)、バルビゾン派から印象派、ポスト印象派、象徴主義、ナビ派、フォーヴィスム(野獣派)にまで至る、多彩で多様な前衛絵画。オルセー美術館設立の理念は、この2つのグループを対比して展示することで、近代フランス絵画の豊かさと深さを示すことにあった。本書は、その設立の理念に沿って構成された、フランス近代絵画を代表する名画のなかから、101点を厳選。わかりやすく、ためになる解説つき。

目次 : 第1章 19世紀後半フランスの正統派絵画(クテュール―退廃期のローマ人たち/ アングル―泉 ほか)/ 第2章 19世紀後半フランスの前衛絵画(クールベ―オルナンの埋葬/ 画家のアトリエ(私の芸術的人生の7年間を要約する現実的寓意) ほか)/ 第3章 印象派とポスト印象派(モネ―カササギ/ アルジャントゥイユのヒナゲシ ほか)/ 第4章 世紀転換期フランスの絵画(セリュジエ―タリスマン(護符)/ ベルナール―愛の森のマドレーヌ ほか)

【著者紹介】
島田紀夫 : 1940年山梨県生まれ。東北大学理学部を経て文学部美学美術史学科卒業、同大学大学院修士課程(西洋美術史専攻)修了。石橋財団ブリヂストン美術館学芸課長を経て、実践女子大学教授。2000年より山梨県立美術館館長を兼務。2006年より石橋財団ブリヂストン美術館館長。おもな研究テーマ:19〜20世紀西洋美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mai

    オルセー美術館展の予習に読みました。早く観に行きたいです♪♪

  • キムチ

    行く積りにしていたオルセー展。仕事の都合で行かれず、欲求不満で再読。19世紀~20世紀初頭までのきら星のような絵画のコレクションに涎が出る。もとは旧駅舎兼ホテルだったこの建物。パリ万博への客を運んでいた熱気をいい具合に収めこんだ芸術の殿堂とも言える。アカデミーもいいけれど、私は印象派のコレクションが好き。モネ作の「日傘の婦人」顔が描かれていないダメに妄想が膨らんでしまう。ルノワールの裸婦・・「死体の腐乱したような」との評論を思い出す。そしてゴッホ。ゴーギャンの「白い馬」に感ずる孤独感が妙に好き。

  • シャトル

    来年夏、国立新美術館で「オルセー美術館展」開催とのこと。愉しみに待ちたい。2013/12/20読了

  • y1

    オルセー展の予習!絵がメインで、解説は少なめ。小学校のランチルームに飾ってあった絵がセザンヌのレプリカだということに気づいてびっくり。早く行きたいな!カイユボット「床に鉋をかける人々」新発見の美しさ。そしてムーランは今回こないだろうけれど、いつか見てみたい絵の一つです。

  • rapunzelin

    美術館に行く前の予習として。印象派が好きなので、作品が大きく掲載されていて嬉しかった。解説も、偏らず過剰になりすぎず、公平な立場で書かれていて先入観を持たずに読めた。

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