すべては猫のために

前著『こちら西川口駅前あい歯科医院事件簿』が発売された頃に飼っていた猫の数は「6匹」でした。それから1年あまりで、気づけば「11匹」に！ 猫によって死生観まで変わった著者が、猫との日々をユーモラスかつ愛情たっぷりに綴った一冊です。クスッと笑えるだけでなく、ホロッと泣けたり、「猫ってスゴい！」と感じられたりするエピソードがギュッと詰まっています。

11匹それぞれとの出会いのきっかけや、そもそもアニマルコレクターでありながら猫を遠ざけていた理由なども紹介。また、人間ごときでは理解できないであろう猫の生態を著者なりに解釈し、「猫は歯磨きしなくてもいい」といった持論や、猫を飼う際のポイントなども紹介しています。

さらに、猫は気まぐれというステレオタイプな印象に対するアンチテーゼとして、猫の情の深さやコミカルな面もピックアップ。すでに猫と暮らしている人も、まだ飼っていない人も、読み終えるときには「猫のいない生活なんて考えられない！」と思ってしまっているかもしれません!!

※表紙のイラストは、猫を擬人化した作品などで人気のアーティスト、isayamaxさんによる描き下ろしです。

【著者紹介】
島田直樹 : 医療法人東照会　理事長／あい歯科医院　院長。初の著書『こちら西川口駅前　あい歯科医院事件簿』を２０２３年１０月に発売し、型破りな生き様が話題に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）