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ブリーダーズ・ロマン 集英社文庫

島田明宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087446005
ISBN 10 : 408744600X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

小林記者が注目した競走馬には、明治から連なる血統が受け継がれていた。時代をまたぐ人々の思いと日本競馬の未来を描く歴史ロマン。

【著者紹介】
島田明宏 : 1964年北海道生まれ。早稲田大学中退。大学在学中より雑誌ライター、放送作家として活動。競馬記事、紀行文、書評、小説、エッセイなど幅広く執筆。2009年、小説「下総御料牧場の春」で第26回さきがけ文学賞選奨、『消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』で11年度JRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しげき

    これはサラブレッドの血統を辿る大河ドラマです。競馬とはギャンブルではなくロマンだと思います。とかいいながら馬券もたまに買いますが(笑)

  • じんこう

    島田明宏さんの作品。青森県三沢の斗南藩の歴史と競馬との関連、血統の繋がりと遺伝的な考え方、競馬の母国英国と関連深いインドの競馬事情等々、盛りだくさんを1頭の馬を巡る一つの物語に丁寧に織り込まれている。自身でも考えていたことが物語の中で実施されていたり、目先の利益追求だけでなく未来を見据えた馬づくりはまさにタイトル通り。馬も生き物でありそれに携わる人々の馬を大事に思う気持ちも描かれていて馬に近い人が書いたとわかる作品

  • むらよし

    まさにロマン満載であった。競走馬血統のそれだけではなく競馬サークルに関わる全ての人々のロマンが描かれている。何とも言いようがないくらい読み応えのある作品だった。舞台が三沢であることも青森在住の私にはたまらない。斗南藩の歴史、寺山修司の作品にも触れてみたい。ないがしろにしてきた障害レースへの見方も大いに変わった。競馬を嗜む人はぜひ読むべし

  • JUSA

    競馬物に定評のある島田さんの最新刊です。三沢に発祥した日本競馬の萌芽をうまく記載した点、またインドの日本進出も現代の課題としてうまく描いています。それとは対照的なトナミローザの戦績、ダークカイザーとの関係性は少し希薄でしたね。史実のほうが波乱万丈でフィクションがついていけなかった感がします。

  • ぼうず66

    まず広沢安任の話が面白かった。 寺山修司を絡めるあたりは鉄板だが、やはり感動する。 トナミローザのストーリーはさすがに「上手くいきすぎ」感があるけど、まあこれもまた競馬のロマンではあるね笑

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