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昭和遠近 短歌でたどる戦後の昭和

島田修三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833121156
ISBN 10 : 4833121158
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争の記憶、平和への思い…貧しさの苦さ、繁栄への願い…歌人がたどる昭和のこころ。

目次 : 昭和万葉集/ ジャズのリズム/ 戦争孤児/ 東京拘置所/ 十五年戦争/ あやしき人/ 兵士たち/ 学校給食/ 練乳/ 寄生虫〔ほか〕

【著者紹介】
島田修三 : 昭和25年、横浜市に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期中退。専攻は上代日本文学。昭和50年、「まひる野」入会。現在、同誌編集委員。平成23年より愛知淑徳大学学長。令和3年、第74回中日文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かふ

    『短歌で読む 昭和感情史 』と同時に借りたのだが、感情というのが単なるノスタルジーに伍するとあまり面白くないと感じる。その時代のリアリティよりも昔懐かしいという歌が多くて、途中で飽きてきた。戦時のリアリティを求めるものではないが、何か今の生活が安定した上で、昔の貧しさを懐かしむようなそんな昭和のアンソロジーのように感じる。その時代に作られた短歌はけっこう驚きがあるのだが、ノスタルジー短歌は、ありきたりなイメージでしかないように感じてしまう。

  • ryohjin

    戦争孤児、「三種の神器」、力道山、東京タワー、安保闘争、あしたのジョー、企業戦士、バブル経済...歌人である著者が、戦後の昭和の出来事や生活をおよそ100の項目で短歌を添えて振り返っています。昭和なかば生まれの自分にとっては、半分は懐かしく思い出され、半分は実体験がなく、そんなだったのかと思いながら読みました。様々な歌人による短歌は、それぞれの時代をたしかに刻んでおり、普段、現代の短歌をまとめて読んだことはなかったのですが、短歌のもつ表現力の豊かさをあらためて認識しました。

  • 積ん読制覇

    昭和における史実、事件、文化等を歌人である筆者が、様々な歌人の短歌を取り上げながら当時へ思いを馳せている。戦争関係の話が多いかな? 昭和とひとくくりに言っても戦後と高度成長期間では別世界。初知りの物事もいくつかあって、ためになった。私的には、あやしき人という、ヒヨコを売っているおじさんの話が懐かしかった。

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