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ISBN 10 : 4623082962
Content Description
なぜアメリカ外交は、かくも国内政治要因に抑制されるのか。またなぜ、圧倒的なパワーを有するアメリカが同盟国から制約を受けるのか。そしてアメリカの帝国(と脱植民地化)に対する姿勢はなぜ、これほどまでにアンビヴァレントで、わかりづらいのか―。本書はこれらの問いから出発し、国内政治、同盟内政治、帝国の論理に抑制され制約を受けつつ、アメリカ外交がいかに形成され、遂行されていくのかを明らかにする。
目次 : “抑制と均衡”のアメリカ政治外交―問題の所在と分析枠組み/ 第1部 歴史(「民主主義のディレンマ」とアメリカ政治外交/ アメリカ政治外交の歴史/ 同盟とアメリカ外交の伝統 ほか)/ 第2部 構造(アメリカ外交に見る「権力の共有」/ アメリカ外交の政策決定過程―大統領と議会のせめぎ合い/ 現代アメリカの政党の変容―一九七〇年代以降を中心に ほか)/ 第3部 プロセス(英米の「特別な関係」の形成―一九三九〜四五年/ 英米の「特別な関係」の再構築とNATOの形成―一九四五〜五五年/ 「差別的デタント」の脅威―一九六九〜七一年 ほか)/ トランプ以後の世界?
【著者紹介】
島村直幸 : 1970年東京都生まれ。2006年一橋大学大学院博士後期課程満期退学。杏林大学総合政策学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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