授業のための日本の音楽・世界の音楽 日本の音楽編 音楽指導ブック

目次 : ■第1章：　日本の音楽と友達になるために / ［1］音楽の世界を広げるポイントと窓 / 1）三つのポイント　　多文化音楽化／国際理解／総合化 / 2）教材化の窓 / ［2］「日本の音楽」の特徴 / ［3］いろいろな学習活動 / 1）本書の構成と五つの学習活動　2）各項目の学習活動一覧表 / ■第2章：　エネルギッシュな民俗音楽 / ［1］祭囃子の音楽 / （知る） / 1）祭囃子の広がり　2）祭囃子の楽器 / （体験する） / 1）演奏しよう　　秩父屋台囃子の大太鼓／ジゴト（口唱歌）を覚えよう / 太鼓をたたいてみよう／演奏のための資料 / 2）つくろう　　ジゴトを自由に組み合わせてつくる / 3）聴こう・見よう / （広げる） / 1）学習活動を広げる　　江戸祭囃子のアンサンブルを楽しもう / 2）地域の太鼓音楽へ　　地域の太鼓音楽へ／地域の祭りを総合的につかもう / ［2］「ぞめこう！」阿波踊り / （知る） / 1）阿波踊りについて　2）三味線を知る / （体験する） / 1）演奏しよう / 2）聴こう・見よう　　＜阿波よしこの節（よしこの節）＞を聴く / 「ぞめき」を聴く／映画で鑑賞＜阿波踊り＞ / 3）動こう　　男踊り／女踊り / 4）つくろう　　阿波踊り音楽づくりの方法／子供の作品例 / （広げる） / 1）学習活動を広げる　　阿波踊りと総合的な学習／津軽三味線の楽しみ / 2）「ぞめき」に着目した新しい音楽 / ［3］南国・沖縄音楽の楽しみ / （知る） / 1）三つの沖縄　2）沖縄の楽器　三線と三板とパーランクー / 3）沖縄の音階とリズム / （体験する） / 1）聴こう・見よう　　沖縄ポップから／美しい歌声による親しみある民謡へ / 伝統の素晴らしさを感じる民謡へ / 2）声を出そう・演奏しよう　　子守歌＜月ぬ美しゃ＞／雑踊歌＜谷茶前＞ / 3）動こう　　カチャーシーに参加しよう／カチャーシーを踊ろう！ / （広げる） / 学習活動を広げる　掛け声をつくる／地域の音楽体験を教室に / ■第3章：　古くて新しい伝統音楽 / ［1］はじめての箏 / （知る） / 1）箏の種類　2）箏を知る　3）演奏技法のいろいろ / （体験する） / 1）声を出そう / 2）演奏しよう　　＜たこたこあがれ＞を弾く／＜うさぎ＞を箏で！ / ＜さくらさくら＞の伴奏をお箏でチャレンジ！ / 3）聴こう・見よう　　＜さくら変奏曲＞（宮城道雄作曲）−宮城道雄や曲について / 演奏形態や変奏の特徴−聴かせ方の工夫 / （広げる） / 1）学習活動を広げる−箏を使った音楽遊び / 2）箏の仲間　3）箏の新しい世界 / ［2］雅楽ワールド / （知る） / 1）雅楽の伝来　2）雅楽の種類　3）雅楽の音階やリズム　4）雅楽の楽器 / （体験する） / 1）声を出そう　　東遊＜求子歌＞の歌唱／＜越天楽今様＞の歌唱 / 2）聴こう・見よう　　鑑賞する雅楽を選ぶ−舞楽の＜納曾利＞と＜還城楽＞ / いろいろな＜越天楽＞を鑑賞する / 3）演奏しよう　　代替楽器のいろいろ／演奏の際の留意点 / ＜平調越天楽＞の箏の調弦と弦名譜（合奏用） / 管絃の配置や演奏作法に学ぶ / （広げる） / 1）学習活動を広げる　　雅楽旋法の曲の合唱／雅楽風メロディーづくり / 楽筝の調弦で即興演奏 / 2）雅楽の新しい世界　　雅楽と映像／雅楽と現代の音楽 / ［3］幽玄と笑いの能・狂言 / （知る） / 1）能・狂言の成り立ち　　能・狂言はなぜ一緒に上演されるのか？ / 2）能・狂言の上演　3）能の物語・動き・造形　4）能・狂言の音楽 / （体験する） / 1）聴こう・見よう　　能楽堂で鑑賞しよう／さまざまな窓から能の魅力をみつけだそう / 2）声を出そう・演奏しよう　　能の囃子のリズムアンサンブルを体験してみよう / 踊ってみよう / 3）動こう　　能・狂言の「すり足」をまねて歩いてみよう / 狂言の狂言謡と動きをまねてみよう / 4）つくろう　　七五調の歌詞を能のリズムで語ってみよう / （広げる） / 学習活動をつなげる　同じ題材の伝統芸能を見比べてみよう / ［4］人形が呼吸する文楽 / （知る） / 1）文楽の成り立ちと現在　2）文楽を知るためのキーワード / 3）文楽の上演　4）文楽の物語・動き・造形　5）文楽の音楽 / （体験する） / 1）聴こう・見よう　　劇場で鑑賞しよう／さまざまな窓から文楽の魅力をみつけだそう / 2）演奏しよう　　三味線の旋律型を弾いてみよう / 3）声を出そう　　名人の語りをまねて語ってみよう / 4）動こう　　人形の「足遣い」を体験してみよう / 5）つくろう　　三味線の開放弦で音楽をつくろう／物語を義太夫風に語ってみよう / （広げる） / 学習活動をつなげる　同じ物語を題材にした文学作品や伝統芸能と比較する / 全国各地の人形芝居を見てみよう / ［5］傾いて歌舞伎 / （知る） / 1）傾きと歌舞伎　2）歌舞伎の歴史　3）歌舞伎の種類と題材 / 4）歌舞伎の舞台の仕組み　5）歌舞伎の役回りや演出・演技 / 6）歌舞伎の音・音楽 / （体験する） / 1）声を出そう・演奏しよう　　歌舞伎役者気分で「渡りぜりふ」を体験する / 長唄＜元禄花見踊＞に挑戦！ / ＜元禄花見踊＞の締太鼓に挑戦／合唱を楽しむ / 2）演奏しよう・動こう　　ツケ・見得・大向こうに挑戦 / 3）聴こう・見よう　　合方を聴いてみよう！／いろいろな演目を楽しむ / 4）つくろう　　「黒御簾音楽づくり」を楽しむ / （広げる） / 1）早口ことばによる音楽あそびや音楽づくりを楽しむ / 2）歌舞伎とブルーマン

【著者紹介】
島崎篤子 : 北海道小樽生まれ。国立音楽大学教育音楽科卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。東京都の中学校教諭および東京学芸大学附属小金井小学校の音楽専科教諭として２４年間実践研究に取り組む一方、東京学芸大学非常勤講師を１５年間兼務した。その後、岩手大学教育学部教授を経て、文教大学教授。創作学習の実践的・歴史的研究および日本や世界の音楽の教材化を主な研究対象としており、多数の著書や論文がある。またシュタイナー系の音楽療法に使われるライアー（竪琴）の音楽的な可能性を追求しながら演奏活動も行っている

加藤富美子 : 島根県生まれ。国立音楽大学教育音楽科卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了、同博士後期課程単位取得退学。京都教育大学講師、上越教育大学助教授を経て、東京学芸大学教授。博士（人文科学）。地域の人々の民俗音楽の学習過程の研究、世界の諸民族の音楽の教材化などを主な研究テーマとしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

島崎篤子

北海道小樽生まれ。国立音楽大学教育音楽科卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。東京都の中学校教諭および東京学芸大学附属小金井小学校の音楽専科教諭として２４年間実践研究に取り組む一方、東京学芸大学非常勤講師を１５年間兼務した。その後、岩手大学教育学部教授を経て、文教大学教授。創作学習の実践

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