新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実 日経プレミアシリーズ

峰宗太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532264505
ISBN 10 : 4532264502
フォーマット
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
279p;18

内容詳細

ワイドショーやネットには理解不足や誤解に基づく様々な新型コロナの情報があふれている。「知らないと不都合」なウイルス、ワクチンの知識に絞り、ウイルス免疫学の専門家と素人の対話を通して、自分の頭で考える手がかりを提供する。新型コロナを冷静に、淡々と迎え撃とう。

目次 : はじめに―神風は吹かない、でも日本は負けない/ 第1章 新型コロナの基礎知識と振り返り/ 第2章 治療薬とワクチン、基礎の基礎/ 第3章 「核酸ワクチン」への期待と不安/ 第4章 ワクチンとヒトの免疫、基礎の基礎/ 第5章 新型コロナ対策の「湯加減」/ 第6章 やっぱり知りたい、PCR検査/ 第7章 「無制限PCR検査」が見せた理解のズレ/ 第8章 根拠の薄い話に惑わされない思考法/ 第9章 誰を信じるのか、信じていいのか?/ おわりに―「不都合な真実」とは

【著者紹介】
峰宗太郎 : 1981年、京都府生まれ、京都大学薬学部、名古屋大学医学部医学科卒業、東京大学大学院医学系研究科修了。国立国際医療研究センター病院、国立感染症研究所等を経て、2018年より米国立研究機関博士研究員。国内外で得たスタンダードな医療知見のもと、SNSやブログで正しい医療情報を発信している。医師(病理専門医)、薬剤師、医学博士。病理学、血液悪性腫瘍・感染症の病理診断、ウイルス学、免疫学。予防医療普及協会顧問

山中浩之 : 1964年、新潟県生まれ。87年日経BP入社。以来、日経ビジネス、日本経済新聞社証券部、日経クリック、日経パソコンなどを経て、現在日経ビジネス編集部でウェブと書籍の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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新型コロナウイルスに関して2020年11月時点...

投稿日:2021/03/21 (日)

新型コロナウイルスに関して2020年11月時点で判明していることを丁寧に説明してくれる一冊。ウイルスが出てきてから現在までの世界の状況、現在出回っているワクチンの研究製造方法やそのリスク等を対話形式で説明してくれる。ウイルスの研究者として、発刊時点でもまだ分からないことが多いと認め、将来のことを予測するのは科学ではないと言い切る点も素晴らしい。まずはこの一冊といえる素晴らしい本。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばたやん@かみがた さん

    半年以上前の本ですが、この感染症の概要、ワクチン等の対策、PCR等の検査の位置付けetc.を総まとめできる本として読みました。感染症とワクチンを取り巻く諸学問領域の関係も朧気ながら知れて有益です。/発刊された20年12月は、漸くイスラエル英米などがワクチンを国民に対して接種始めた頃で、そのデメリット、メリットについての峰先生のコメントも慎重です。寧ろ、接種をいたずらに急いだ結果顕著な副反応が出てしまい、国民に強烈な拒否反応が生じてHPVワクチンの二の舞にならないかをこの時点では恐れている。(1/5)

  • きみたけ さん

    著者は、米国立研究機関博士研究員の峰宗太郎先生と日経ビジネス編集部の山中浩之氏。2020年5月に新型コロナについてインタビューした内容をまとめた対談本。読者の皆さんが情報を能動的に探し行動に落とし込むことを願って書いた一冊。呼吸器感染症の予防は、栄養と睡眠をしっかりとる、咳エチケット、3密を避けるなど極めてシンプル。特に「3密を避ける」は世界的に見ても成功例のひとつ。新型コロナ禍の前で動物実験の成功段階だった核酸ワクチン(mRNAワクチン、DNAワクチン)は、パンデミックで世界的な実験をしてるようなもの。

  • てつのすけ さん

    今年最後の本は、感染拡大が収まらない新型コロナウイルスに関する本にした。 やはり問題は、日々、いい加減な情報を垂れ流しているマスコミだ。そして、その情報を何ら疑うことなく受け入れている者がいることだろう。 本書を読み終え、あらためて自分で考えることの重要性を実感した。

  • yamatoshiuruhashi さん

    新型コロナの情報溢れる今日、テレビをはじめメディアは煽るばかりで責任を取らない。かと言って両論併記するだけでは間違いを垂れ流すことにもなる。そのような中で我々は如何に判断していくか。非常に分かり易い。新型コロナを題材として日経プレミアの記者と疫学専門家の対談形式で、痒い所に手が届くような質問とその応えで成り立っている。この思考経路は新型コロナばかりではなく多くの事象に当てはまる。「考え方」を見直すうえで非常に良い本だと思う。

  • にゃあ さん

    「専門家と一般の人では、同じ言葉でも使っている意味が違う(本文より)」この指摘は今回のコロナに限らずあらゆる場面で気に留めておく必要がありそう。例えば『効く』『検査する』この2つの言葉が最も専門家と一般人の認識が乖離しているというのが本書を読んでいけばわかる。玉石混交の情報を正しく選択するには「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」が大事。その為にも基礎学力というのは大事という、ごく当たり前のことだけど 耳が痛い お話であった。兎にも角にも『明確でわかりやすい断定調』には簡単に飛びつかないこと!

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峰宗太郎

1981年、京都府生まれ神奈川県育ち。京都大学薬学部総合薬学科、名古屋大学医学部医学科卒業、東京大学大学院医学系研究科修了。国立国際医療研究センター病院、国立感染症研究所等を経て、2018年より米国立研究機関博士研究員。国内外で得たスタンダードな医療知見のもと、SNSやブログで正しい医療情報を発信し

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