台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ PHP新書

峯村健司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569856537
ISBN 10 : 4569856535
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
264p;18

内容詳細

習近平の台湾併合極秘シナリオとは? 有事の想定・訓練をしない政府と自治体の武力侵攻事態への無策、中国国家動員の恐怖が明らかに。

【著者紹介】
峯村健司 : キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。1974年、長野県生まれ。朝日新聞入社後、北京・ワシントンで計9年間特派員を務める。ハーバード大フェアバンクセンター中国研究所客員研究員、朝日新聞編集委員(外交・米中関係担当)を経て現職。2011年、優れた報道で国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Daisuke Oyamada さん

    第二次世界大戦後、80年近くにわたり奇跡的に平和を享受してきた日本。台湾有事が起きればどんなことが起こるのか。最大の被害国になりかねないと著者は説いています。  現在ウクライナで起きていることは、習近平にとって台湾有事のシュミレーションが出来ていると書かれている本が多いです。本書を読んでますますそのことは確信となってしまった印象です。  習近平が台湾有事の先に目論んでいるのは、最重要・・・ https://190dai.com/2024/05/05/台湾有事と日本の危機-習近平の「新型統一戦争」/

  • Sumiyuki さん

    2025年の臨検から始まる台湾封鎖のシミュレーション。著者は2020年の時点で、2024年台湾有事説を唱えた。ただ、今回は2025年海上封鎖説に宗旨を変えている。著者がジャーナリストとして、数々の実績のある人だとは理解しているが、その変節に違和感がある。おそらく2025年にトランプ大統領になっても、海上封鎖が起きなければ、新しい説を唱えだすと予想。台湾有事に備えなければならないとの主張には同意だが、自意識の強い著者が台湾有事を飯のタネにしている感がぬぐえず、残念。

  • しろくまZ さん

    キャノングローバル戦略研究所主任研究員による著作。最新の知見を加えて、来るべき台湾有事について論評している。本書では、中国は軍事的・経済的封鎖によって台湾側に圧力を加え疲弊させて、その後併合することを狙っているとの見方が紹介されている。その場合、妨害工作を含めて日本国内にも様々な影響が出るであろう。2027年までに中国側が行動を起こす蓋然性が高く、最も可能性が高いのは米大統領選挙直後の2025年だという。それに対して日本側の態勢は全く準備不足で、暗澹たる気分にさせられる。

  • バルジ さん

    朝日新聞記者時代から国際関係の記事に定評のあった著者の台湾有事をテーマとした一冊。正直日本側の犯罪的とも思える能天気な法制度や事態認識にもはや諦めに近い感情を抱く。中国側の荒々しくも洗練されつつある情報戦、実力としても米軍に迫る勢いの人民解放軍。。習近平はその来歴から台湾に強い関心を抱く。その彼が党則を変えてまで成した任期延長を成果0ではその生命は生物学的に絶たれる。そう考えると台湾有事が「起きない」というのは楽観が過ぎるであろう。台湾有事は起きないではなく「いつ」起こるかである。

  • お抹茶 さん

    台湾有事だけでなく中国による日本侵略を危機感を持って伝える。習近平のブレーンである劉明福上級大佐の新型統一戦争では,日米台に対し軍事的手段で圧力を加えつつ,市民の生命や社会財産やインフラに極力被害を出さずに台湾を「平和統一」することを目指す。中国は統一後の台湾統治を考えていて,台湾有事の有無を議論している日本は周回遅れ。自衛隊に防衛装備品を納入する民間業者は国際人道法上文民であり,「人間の盾」「違法な戦闘員」として中国側の非難の道具にされかねない。自衛隊や一般国民の戦死者への対応・火葬も検討できていない。

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