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ISBN 10 : 4272211285
Content Description
地べたから、私たちの民主主義を始めよう。異色の経歴と先進的な政策で注目の杉並区長が、奪われ続けてきた“公共”の回復のために、ヨーロッパで広がる“地域主権主義”の息吹を伝える。
目次 : 序章 杉並区は「恐れぬ自治体」をめざす(なぜ区長選挙に出馬したのか/ “対話”を基調とした手づくりの選挙運動 ほか)/ 第1章 ミュニシパリズムとは何か(世界各地で急成長するミュニシパリズム/ ミュニシパリズムとEU―資本の論理と公共のせめぎあい ほか)/ 第2章 新型コロナパンデミックと「公共」の役割(コロナ騒動のなか、あえて難民危機と国家について考える/ コロナ危機下で人々の暮らしをどう守るのか ほか)/ 第3章 気候危機に自治体として立ち向かう(自治体からの異議申し立て―地域主権のグリーン・リカバリーへ/ 住民の権利と脱炭素社会へ、行動する自治体 ほか)/ 第4章 「もうひとつの世界」はもう始まっている(フランス地方選挙で起きた「躍進」―市民型選挙の戦い方を学ぶ/ 保守政治を打ち破り、分断を越えるための草の根の拠点 ほか)
【著者紹介】
岸本聡子 : 1974年東京都生まれ。環境NGOを経て欧州に移住、アムステルダムを本拠地とする政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」に所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチおよび世界の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトに取り組む。2022年6月、杉並区長選挙に立候補し187票差で現職に勝利、杉並区初の女性区長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之
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