Product Details
ISBN 10 : 4563022667
Content Description
初学者向きのテキスト。特色は、高校で「物理」を履修してこなかった学生に理解できるよう平明に解説。内容は、電磁気学の大きな柱である「クーロンの法則」と「ビオ・サバールの法則」を中心に、電場と磁場の扱いを丁寧に説明し、さらに「電磁誘導の法則」を加えて「マクスウェル方程式」を示し、最後に電場と磁場の統一的理解を目ざす。ベクトル解析や偏微分は、物理的直感による理解で十分活用できることを示し、またgrad、div、rotも物理的意味を説明しながら用いるなど、初学者がスムースに理解できる解説を心がけている。電磁気学の基本にある考えを短期間で理解できるだけでなく、将来の学習とのつながりも十分配慮してまとめられている。
目次 : はじめに―物理法則の表現/ クーロンの法則と電場/ ベクトル/ ベクトル場の発散とガウスの定理/ ベクトル場の回転とストークスの定理/ 電位/ ガウスの法則と静電場/ 電場のもつエネルギー/ 物質の電磁気学/ 電気容量/ ビオ・サバールの法則と定常電流のつくる磁場/ 電磁誘導/ マクスウェルの方程式/ 磁場のエネルギーとインダクタンス/ 電場と磁場の統一と相対性理論
【著者紹介】
岸本忠史 : 1980年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。東京工業大学助手、ヒューストン大学助手、大阪大学講師、助教授を経て1995年大阪大学教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
