捕鯨と反捕鯨のあいだに 世界の現場と政治・倫理的問題

岸上伸啓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784653043898
ISBN 10 : 4653043892
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;22

内容詳細

目次 : 第1部 捕鯨の現場―商業捕鯨、先住民生存捕鯨、クジラの観光資源化(岐路に立つノルウェーの捕鯨―ミンククジラ漁のいまとこれから/ 日本とノルウェーの小型捕鯨/ 岩手県におけるイルカ・クジラ漁の歴史的展開/ アラスカ北極海の生存捕鯨と海底油田開発/ 現代グリーンランドにおける捕鯨と儀礼/ 生き残る先住民生存捕鯨、停滞するホエール・ウォッチング構想―カリブ海、ベクウェイ島の事例より)/ 第2部 捕鯨をめぐる政治力学(蘇った韓国のクジラ―絶滅から観光・環境資源へ/ 日本の調査捕鯨/ IWCでの日本外交を振り返る(一九九七〜二〇一八)―妥協は不可能だったのか/ 日本のIWC脱退の問題点と今後の展望)/ 第3部 反捕鯨運動と倫理(メディア論で読み解く捕鯨問題/ 逸脱する捕鯨推進とクジラ紛争の歴史を追って/ 日本におけるNGO活動としてのクジラの保全―鯨からクジラへ/ 生態系保全と動物福祉―食べない捕鯨支持層の目に映る反捕鯨派/ 動物倫理の観点から見た捕鯨)

【著者紹介】
岸上伸啓 : 人間文化研究機構・理事/国立民族学博物館・教授(併任)、博士(文学)、専門は文化人類学、アラスカのイヌピアットやカナダ・イヌイットの捕鯨や食物分配を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こぺたろう さん

    新年初読みは、この本でした。捕鯨を巡って、様々な視点から執筆がなされています。私は持続的である限りにおいて、鯨類を水産資源として利用しても良いと考えていますが、反対派の観点からも、改めて捕鯨活動を見つめることができました。本書では、中々掴みにくい、海外における捕鯨の現況と、動物倫理の観点からの捕鯨に触れられており、良書だと感じました。

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