種をあやす 在来種野菜と暮らした40年のことば

岩ア政利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750517636
ISBN 10 : 4750517631
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;19

内容詳細

長崎・雲仙の肥沃な大地で長年にわたり種採りに情熱を注いできた著者が、まだ見ぬ後継者たち、そして野菜を愛するすべての人に向けてつづった「農家であることの喜び」と「野菜と種がもたらす人生の醍醐味」。

目次 : 第1章 雑木林が教えてくれた(農家になりたくなかった/ 最先端の農業を学ぶ ほか)/ 第2章 野菜の一生(種と生きていく/ 種を採るという営み ほか)/ 第3章 個性豊かな種たち(おいしさが大切/ 種がもつ物語 ほか)/ 第4章 野菜と暮らす(野菜の生きる姿に学ぶ農の世界/ 食べてみて初めてわかること ほか)/ 第5章 また、種を蒔く(種を100年残すために/ 食べてつないでいく ほか)

【著者紹介】
岩〓政利 : 1950年長崎県雲仙市生まれ。諌早農業高校卒業後、69年に同市吾妻町で家業を継ぎ就農。80年代から有機農業を営むなかで在来種野菜の自家採種をはじめる。毎年約80品種の野菜を育て、50種近くの種を採る。日本各地に点在するさまざまな在来種の種を託され、消えゆく種を継いでいく営みを40年にわたり続けている。NPO法人「日本有機農業研究会」幹事として種苗部会を担当。「雲仙市有機農業推進ネットワーク」「雲仙市伝統野菜を守り育む会」では代表を務める。2019年よりオーガニックベースが展開する「雲仙たねの学校」で講師を務め、「種市」「種を蒔くデザイン展」等に登壇、種について伝える活動をおこなう。22年、長年の種採りへの取り組みが評価され黄綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    アマゾン購入。 たしかこの人はNHKのタネの箱舟の人…ですよね。ラストの方に種の未来はジーンバンクやF1種ではないというのは種取りしている人の間では有名なことですね(発芽率は時間経過とともに低下)。野口種苗さんとこの本か何かでも同じ内容が書かれていました。 消費者団体と生産者って対立するイメージが強かったのですが、岩崎さんのように味方につける戦略も存在したことに驚き。

  • けんとまん1007 さん

    種を継ぐということ。自家菜園を続けていて、僅かではあるが種や種芋をとって、翌年に繋いでいる野菜がある。岩アさんの取組を読んで、その数を増やしてみたいと思う。何となくではあるが、繋いでいる野菜は、うちの畑に合ってきているのではと感じることがある。それと在来種野菜。その土地ならではのものにも惹かれる。加賀野菜、飛騨野菜はついつい手が出る。もちろん、自分の住む土地のものも。種をあやす・・という、あやすの3文字が愛おしい。

  • kamekichi29 さん

    40年間、在来種野菜の種を継いできた農家さんのエッセイ。野菜を育てて、花を咲かせて種をとり、その種でまた野菜を育てる。そんな普通?の農業ができれば良いなと思いました。

  • nori さん

    在来種を育てている農家のエッセイ。幼少期は農家になりたくなかった著者が、種を″あやす″ほど野菜を好くようになる過程が綴られていて、濃い人生を送られたのだな、と感じた。私自身も畑をしているので、こんな風に野菜と接することができる人になりたい。

  • じーも@この度本屋さんとかを開きました さん

    途中で断念。装丁とタイトルに惹かれて。今ではなかったかな、という感じ。機会があれば、また。

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