Books

わたしの木下杢太郎

岩阪恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062195300
ISBN 10 : 4062195305
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

白秋・啄木らとならぶ抒情派詩人・木下杢太郎―。近代を代表する詩人であり医学者・画家としても活躍した巨人の作品と生涯に新たな光を当てる極私的詩人論。

目次 : 1 出生、少青年時代/ 2 東京帝国大学医科大学・皮膚科学教室時代/ 3 南満医学堂及び欧米留学の時代/ 4 名古屋・仙台時代/ 5 東京帝国大学時代

【著者紹介】
岩阪恵子 : 1946年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部卒。86年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、92年『画家小出楢重の肖像』で平林たい子文学賞、94年『淀川にちかい町から』で芸術選奨文部大臣賞および紫式部文学賞、2000年「雨のち雨?」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kiho

    初めて知る作品と詩人…何気なく手にしたことで1人の人生に触れられた感⭐言葉だけでなく遺した絵も印象的だ。

  • Ryoichi Ito

    作家・岩阪恵子による木下杢太郎の評伝。これまで「百花譜」を通じてしか木下杢太郎のことを知らなかったが,本書によりその生い立ちから死までを知ることになった。木下は医学部教授と文芸家の2つの顔を持っている点では森鴎外に似ている。しかし30代以降はほぼ医学に専念した。杢太郎は高校進学では画家になりたいと望んだが,家族に反対され,大学進学に際してはドイツ文学選考を希望したがやはり家族の猛反対で医学部に進んだ。また,妻は次姉の夫の連れ子であり,姉夫婦の強いすすめで結婚した。このような事情は生涯の悔恨として残った。

  • hasegawa noboru

    木下杢太郎という忘れられた詩人を(医科学者でもあった)岩阪さんらしく控えめに再発見している。私は文学史的知識の欠片しかなく無論読んでいない。晩年の「残響」という随筆の引用部分(=孫引き)〈ちるや玉ゆら夕立の雨/雲風もみはてぬ夢とさむる夜に/我かけなれやふくるともし火/これは明応八年(一四九九年)宗祇七十九歳の時の独吟「山何百韻」の最後の句である。なほその前の三句を引くと「つれもなき人に此世をたのまめや」「しぬる薬は恋にえまほし」「蓮葉の上をちきりの限にて」といふがあり、それに上記の三句が続くのである。〉

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items