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わたしのあのこ あのこのわたし わたしたちの本棚

岩瀬成子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569789699
ISBN 10 : 4569789692
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

心の中のひっかき傷が、ずっとひりひりと痛かった。友だちのモッチの弟が、わたしの大切なレコードに傷をつけた。「友だちになって」と書いた手紙なんて、モッチにわたさなければよかった…。すれちがいながらも助け合うふたりの物語。

【著者紹介】
岩瀬成子 : 1950年、山口県に生まれる。『朝はだんだん見えてくる』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞、『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で小学館文学賞と産経児童出版文化賞、『ステゴザウルス』(マガジンハウス)と『迷い鳥とぶ』(理論社)の2作で路傍の石文学賞、『そのぬくもりはきえない』(偕成社)で日本児童文学者協会賞、『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で野間児童文芸賞、『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で産経児童出版文化賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 海(カイ)

    【図書館・新刊棚】ささいな出来事をきっかけに離れていく秋とモッチ。再び心を通わせるまでを描いている物語。章ごとに文字が変わり、それぞれの目線で書かれている。こういう作品好きです。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 小5の女の子、秋は両親が離婚して母と二人暮らしだが、家族の関係は悪くない。友だちのモッチは家族と1軒の家に住む女の子。二人の視点から交互に話が進み、お互いのすれ違いが溶けていく…。 【第64回児童福祉文化奨励賞】

  • 風香

    友達関係は、子どもの生活の全てを占めていると言っても過言ではない。友達と喧嘩したり、言いたいことが伝えられなかったり、悪意に晒されると相当落ち込む。子どもは子どもで大変なのだ。 性格は違うけれど、紆余曲折を経てお互いに認め合う秋とモッチの関係が良い。時間をかけて自分の気持ちを丁寧に綴る手紙は、今の時代だからこそひとつのツールとして使いたくなる。秋の父親である道夫くんとの関係はユニークで、物語のアクセントとなり、家族の多様性を示している。(主人公は5年生。中学年くらいから)

  • たぬき

    4。小5の秋とモッチとの女子の友情の話。 ついつい嫌な態度とっちゃうとか、仲良くなりたいとか、小学生の友情なんて大変だよねと思った。

  • はなびや

    秋がモッチにレコードについての批判をする場面がヒリヒリして心が痛かった。読んでいると、小学生の時の気持ちが蘇ってくる気がして、こんな風に小学生気持ちを描ける岩瀬さんはすごいなと思った。すぐに言い返せないモッチみたいな子は、その場でうまく切り返しができない分、充分に考えているのだと思う。

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