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発達障害の子どもたちは世界をどう見ているのか Sb新書

岩波明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815622770
ISBN 10 : 4815622779
Format
Books
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

「見ている世界」のちがいがわかれば、寄り添うヒントが得られる。身近にいる発達障害の子どもが、どのように世界を捉え、感じているのかを理解できたとしたら…?「なんで?」や「イライラ」が減り、これまでよりも少しだけ肩の力を抜いて、ともに日々を過ごせるようになるかもしれません。当事者に関する事例紹介と、医学的知見にもとづいたよりよい接し方を豊富に盛り込んだ1冊。

目次 : 序章 周りとは少し違う子どもたち/ 第1章 あらためて発達障害とはなにか?/ 第2章 ASDの子どもたちは世界をこう見ている/ 第3章 LDの子どもたちは世界をこう見ている/ 第4章 ADHDの子どもたちは世界をこう見ている/ 終章 子どもの発達障害にはこんな取り柄や強みがある

【著者紹介】
岩波明 : 1959年、横浜市生まれ。東京大学医学部医学科卒業。専門は「精神生理学」。東大病院精神科、ドイツ留学を経て、埼玉医科大学、東京都立松沢病院において、重症例を含むさまざまな分野の診療にあたる。うつ病の薬物療法、統合失調症の認知機能障害、精神疾患と犯罪、司法精神医療など、幅広いジャンル、疾患に対応する。2008年に昭和大学医学部精神医学講座准教授、2012年に同大学精神医学講座主任教授に就任、2015年昭和大学附属烏山病院病院長を兼任。多くの臨床経験からリアリティ溢れた症例を紹介し、現代社会のさまざまな現象に鋭く切り込み、多数のベストセラーを創出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かおりんご

    発達障害と診断したところで、正直意味があるのだろうかと思う、、、大事なのは、その子たちが社会生活を送りやすい世の中をつくることだし、その子たちのよさを伸ばしていくことだと思う。しかし、それが学校現場だけでは無理。25人学級なら、まだ手が回るかもね。

  • kitten

    図書館本。発達障害、特にASD,ADHD,LDに関する話。ADHDに関しては有効な治療薬があるけれども、基本的には「特性を知り、それに対処する」に尽きる。ただ、発達障害といっても人それぞれ。イレギュラーなできごとにストレス抱えるのは私だってそうだし、息子はひょっとしたらLDも入っているかも。宿題を親が手伝ってもよい、というのは、なるほど、と。私も作文系の宿題は手伝ってるもんな。ある程度は訓練してどうにかなるのかな?無理なもんは無理という気もする。「窓際のトットちゃん」はADHDとのこと。気になるな。

  • れい

    【図書館】世界をどう見ているかというタイトルから、もっと当事者目線で書かれているものと思ったけど、事例の寄せ集めなので、やっぱり外から観察される彼らというスタンスで進む。後半、ASDとADHDの事例がごっちゃになっている印象を受けたけれど、結局のところ両者もスペクトラム上に存在するのかもしれず、ハッキリとは分けられない症例も少なからずあるようだった。DSM5になって診断基準が簡素化されているのだから、それ以外のところで被るところも出てくるだろうとは思っていた。研究がもっと進めばもっと良い方向へ変わるかな。

  • あじむ

    ASDやADHD、LDといった発達障害のことを解説した本はたくさんありますが、この本ではそういった特性のある子供に対してどのように接すれば良いのかの解説がされています。違った見方をすることが出来て、勉強になります。 ADHDの人が増えているというのは、そういった人が増えているのではなく、発達障害に対する認識が広まっている証だと思っています。なのでこの本で提言されている内容が実践されれば、より良い社会になるのではないかと期待できます。ですが、この人手不足の現代社会でどこまでできるのかというのが疑問です。

  • コピスス

    ASD、ADHD、LDなどについてわかりやすく説明されていて、その子たちへの対処法なども書かれている。だけどこういう本読むと、自分がどこかの発達障害に当てはまらないか気になっちゃうなぁ。

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