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環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑

岩槻邦男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621305584
ISBN 10 : 4621305581
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本列島の恵まれた自然環境は、太古より多くの生き物を育んできました。長い歴史が育んだ、わが国の生物多様性には、目を見張るものがあります。日本人は長きにわたり、その多様な生き物たちと共生してきました。しかし、私たちの生活様式が変わるにつれて、日本列島の自然環境は大きく損なわれ、多くの生き物たちの生存が脅かされています。環境省によって『レッドリスト』がまとめられ、絶滅の恐れがある生物種が示されています。本書はこの環境省レッドリストに掲載され、絶滅の危機に瀕していると考えられるものを中心に、日本の生き物293種を魅力的な写真で紹介しています。それぞれの生き物の特徴、分布や生態、危機の状況とその原因、保全への取組の現状、そして日本文化との関わりなども解説し、さらには生物多様性や種の認識についての議論も展開しています。

目次 : 危機に瀕する293種の掲載種/ あとがき:絶滅危惧種と私たち

【著者紹介】
岩槻邦男 : 東京大学名誉教授、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長。京都大学理学研究科修了。理学博士。京都大学教授、東京大学教授、立教大学教授、放送大学教授などを歴任。元環境省中央環境審議会委員(野生生物部会長)

太田英利 : 兵庫県立大学自然・環境科学研究所所長、兵庫県立人と自然の博物館次長。環境省「絶滅のおそれのある野生生物の選定・評価検討会」爬虫類・両生類選定委員。京都大学理学研究科博士前期課程修了。博士(理学)。琉球大学教授、宮崎大学教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。日本だけでもこんなに多くの絶滅危惧生物が存在しているとは・・・ 日本人も実は、絶滅危惧人種です。 ちょっと前までは、世界60億人に対して、2%の1.2億人、今は、世界80億人に対して、1.5%の1.2億人、35年後、世界100億人に対して、1%の1億人、100年後には、・・・ https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b303387.html

  • たまきら

    最新の絶滅危惧生物の図鑑です。アオダイショウのようなランク外の種も入っていますが、現在の環境を鑑みて挿入されているようです。もちろん有名なニホンオオカミやニホンカワウソも入っていますが、びっくりしたのはニホンアシカ!知らなかったなあ。キタタキという大型のキツツキのこともまったく知らなかった。どちらも絶滅している可能性が高そうですが、キタタキがDMZにまだ生息しているといいなあ…。北朝鮮には研究者はいるのかな?大変勉強になりました。

  • (2022,460.3)ミヤコタナゴ、ミナミメダカ。クニマス。ビャッコイは未掲載。杉山秀樹先生(ウケクチウグイ)中坊徹次先生(クニマス)は助言。クニマスにもう一人加地弘一氏。とても重要な図鑑。しかし、これタイプの一番の問題は、大きさに統一性がないことですね。素人だと間違える、いろいろ。

  • CD

    図鑑です。総論的な内容もあり、読みごたえはある。干潟の生物や、南西諸島の固有種に絶滅の危機が多い。現在盛んな沖縄や奄美のリゾート開発はちゃんと生き物に配慮したものになっていますかね?心配です。それにしても、日本の固有種は地味な見た目のものが多い。わびさび。

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