ちょっと気になるあの人 君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー

岩崎書店

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265090617
ISBN 10 : 4265090613
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;19

内容詳細

あの人のこと、そして自分のこと。物語を君色でみつめて。

【著者紹介】
佳奈 : 広島県生まれ。イラストレーター、漫画家。柔らかなタッチと、人物の感情があふれ出す瞬間の表現が魅力。書籍装画、挿絵、マンガ、MV用イラスト、グッズデザインなど、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    多様性という言葉。まさに、その言葉の理解・捉え方自体が多様だと思う。そんな視点での物語集。どの物語も、素直にいいなあ〜と思う。ふと思う。そう思える間は、まだまだ大丈夫なんだろうと。まずは、受けいれること。そして、自分なりに解釈すること。「違い」と「差」の捉え方にもつながる。一人一人の価値観が試される。

  • ゆのん さん

    4人の作家による『多様性』をテーマにしたアンソロジー。児童書や絵本、YAといった作品を多く描く作家陣。本作も10代向けの内容となっている。白い傘を恋人として大切にする対物性愛者。コロナの為にリモートで仕事をする両親の知らなかった一面。『好き』という気持ちが色々ある事を知る可愛らしい話。人から『普通』と見られるよりも自分の人生を自分らしく生きようとする少年。自分とは違う一面を目にした時どう感じるのか。『普通じゃない』と思うのか、色々な人がいる事を理解しようとするのか。大切な事を教えてくれる素敵な本だ。

  • ぶんこ さん

    4人の作家さんのショートストーリー。どれも良かったのですが、特に心に響いたのは魚住さんの「Hello Blue!」の男の子。おばあさんが入院して洋品店を廃業することになり、業者が服を引き取りに来る間店番をする蒼君。黒いスカートを穿いている。蒼君が『自分を生きるのは自分』と言った言葉が心に響きました。知り合った子に似合う服を整えるスタイリストのようで、人の目線を気にせずに好きな服を着ている幸せを思う。4作とも最後の文のページを捲った先に1行だけの言葉が現れて印象的。

  • うー さん

    児童文学界で著名な4人の作家さんたちの【多様性をみつめる】短編。一話目、自分が知らなかった対物性愛者の話に面食らってしまう。わからなくても良い、心が揺らいでも良い、自分は自分なんだ。サラッと読めて、でも何かに触れられたような気がした。

  • タカギ さん

    戸森しるこ氏が好きなのでチェックしていたのだが、良作が多い。戸森氏の作品は、日傘と付き合っている男の子が、気になる相手。他の作品は、リモートワーク中の両親、伝言ノートの顔も知らない誰か、洋品店の中性的な男の子。みんな読みやすくて良かったけど、長編で読みたいと思ったのは、最後の洋品店の話。ファンタジーっぽく、あわいの店の話にできると思う。戸森氏の話も良かった。日傘と結婚したいという彼は、どんな大人になるのかな。

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