金融機能による社会的課題の解決 人を幸せにするお金のあり方

目次 : 第１章　社会的課題と金融機能（いま世界で何が起きているのか？/ 社会的課題を解決する動き/ 金融の役割とは）/ 第２章　企業の社会的責任と金融機能（会社とは/ 企業の社会的責任/ 投資家の役割/ 社会的課題を解決するための企業への金融機能/ 時代の変化とこれからの企業向け金融）/ 第３章　課題解決に取り組む主体の広がりと支える金融機能（地域社会の主役たち（政府に加えて市民、さらに企業）/ 市民（互酬）メカニズムの活用/ 市場メカニズムの活用/ 金融（市場メカニズム）活用の前提/ 総括）/ 第４章　最新の金融テクノロジーと社会的課題の解決（ＩＴと金融（フィンテックの登場とその背景、それが可能にするもの）/ フィンテックの様々な展開/ 暗号通貨とその応用/ 日本における可能性（人口減少社会と金融サービス）/ 金融新技術と課題解決、参照するべき考え方）/ 第５章　金融機能を補完する社会のあり方（幸福を考える/ ソーシャル・キャピタル/ 持続可能な社会への先人の知恵/ ＢＯＰビジネス/ 金融機能を補完する社会のあり方（まとめ））

【著者紹介】
岩坂健志 : １９５７年生まれ。上智大学卒、東北大学大学院、東京工業大学大学院修了。博士（学術）。興亜火災海上保険株式会社（現損害保険ジャパン株式会社）入社、営業、財務部門、ニューヨーク駐在、ロンドン駐在、経営企画などを歴任。その後ベンチャー企業に転職。現在は株式会社未来思考代表取締役。新潟食料農業大学教授

唐木宏一 : １９６３年生まれ。早稲田大学卒、一橋大学大学院修了。博士（商学）。株式会社三井銀行（現株式会社三井住友銀行）入社、東京、大阪地区の営業店（支店）６カ店で主に融資渉外業務に従事ののち、大学院修士課程入学。修了後は社会的金融研究所を創設し論稿の発表に取り組むほか、社会的事業、起業家の支援に従事。現在は事業創造大学院大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）