「諜報の神様」と呼ばれた男 連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀

岡部伸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569820972
ISBN 10 : 4569820972
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
378p;20

内容詳細

イギリスの情報機関が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官…なぜ彼は、各国のスパイたちと「情のつながり」を築けたのか。連合国が恐れた情報士官小野寺信の流儀。

目次 : 序章 インテリジェンスの極意を探る/ 第1章 枢軸国と連合国の秘められた友情/ 第2章 インテリジェンス・マスターの誕生/ 第3章 リガ、上海、二都物語/ 第4章 大輪が開花したストックホルム時代/ 第5章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関/ 第6章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力/ 第7章 オシントでも大きな成果/ 第8章 バックチャンネルとしての和平工作

【著者紹介】
岡部伸 : 1959年、愛媛県生まれ。1981年、立教大学社会学部社会学科を卒業。同年、産経新聞社に入社。東京本社社会部記者として警視庁、国税庁などを担当後、米デューク大学、米コロンビア大学国際関係大学院東アジア研究所に客員研究員として留学。米グランド・フォークス・ヘラルド紙客員記者、外信部を経て1997年から2000年までモスクワ支局長として北方領土問題などを現地で取材。社会部次長、社会部編集委員などを務め、現在は、東京本社編集局編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    真逆と思われる信頼や人間力が諜報の世界では重宝されている。。。老いかな。

  • 南北 さん

    「バルト海のほとりにて」で小野寺信少将のことを知ったのがきっかけで読むことにしました。小野寺の足跡を追うことで戦前の日本の諜報活動の一端を明らかにしています。独ソ戦でドイツが敗北する話やソ連が対日参戦する情報を連合国の一員だったポーランドから提供されていたのに参謀本部が全く生かせなかったのは印象に残りました。また諜報活動には活動資金(青天井だったようです)と誠実な人間関係を構築することが重要だったというのがよくわかりました。

  • Mark さん

    どんな仕事でも共通的に最重要なのは人間関係、ということを改めて思わされる良書でした。大東亜戦争は、始め方よりもむしろ終わらせ方を大失敗したのでした。連合国側がヤルタ密談で、ソ連の対日参戦を決めたという情報を、直後に伝えた小野寺少将の電信は中枢に届かず、日本は破滅的な終戦へと向かう。ロシアは条約を守らないやくざな国ということ。欧州における常識で、それは現在にも通じる。スターリンも、プーチンも同様に野蛮。学ぶべき教訓の一つ。

  • masabi さん

    【要旨】諜報の神様と慕われた小野寺信氏の活躍記。【感想】語学力と仕事を超えた面倒見の良さで時に敵対国のエージェントからも情報を得て独自のネットワークを作った小野寺氏。ヤルタ密約や原爆の情報を掴むなど情報収集能力が卓越しているのに対し上層部が情報を活かすことのできなかったのが悔やまれる。文章が重複する箇所が多々あること、事実評価に疑問がないわけでもないがインテリジェンスを知るための一冊としてはいいのではないか。最初に小野寺氏への批判が妥当でないことを示してほしかった。

  • 犬養三千代 さん

    大きな業績、、それを活かしきれなかった大本営に残念な気もするが、活かしてきたならばどんな日本になったか?負けて良かったと思うことにしよう。 しかし、素晴らしい外交官だった。

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人物・団体紹介

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岡部伸

1959年、愛媛県生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、産経新聞社に入社。米デューク大学、コロンビア大学東アジア研究所に客員研究員として留学。外信部を経て、モスクワ支局長、社会部次長、社会部編集委員、編集局編集委員などを歴任。2015年12月から19年4月まで英国に赴任。同社ロンドン支局長、立教

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