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世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られた

岡田芳郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062143608
ISBN 10 : 4062143607
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan

Content Description

山形県酒田市に「世界一の映画館」と「日本一のフランス料理店」があった。両者を経営した伝説の男・佐藤久一。やりたいことに挑戦し続け、命の炎を燃やし、ことごとくそれを実現させてきた、その生涯を綴る。

【著者紹介】
岡田芳郎 : 1934年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。56年、電通入社。コーポレート・アイデンティティ室長を経て、電通総研常任監査役を務め、98年、退職。70年の大阪万博では「笑いのパビリオン」を企画。80年代は電通のCIビジネスで指導的役割を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ドナルド@灯れ松明の火

    積読本&サイン本。著者のセミナーで入手した。世界一の映画館とか日本一のフランス料理店とかタイトルが仰々しいが、まさにタイトル通り。佐藤久一の稀有な生きざまとその熱意の結晶である、映画館「グリーンハウス」とレストラン「欅」「ル・ポットフー」に行ってみたかった。 お薦め

  • makoto018

    グリーンハウスの物語がドキュメンタリー映画化されたので再再読。佐藤久一の全てをかけた映画館と料理店。そこにあったのは、来場者・来店者をいかにもてなすかだった。また、地方小都市・酒田の良さを生かしながら、東京や三大都市圏でしか味わえないような、文化を定着させること、これに尽きるのではないか。残念ながら経済観念というか商売との両立はできなかったのだが。そして、酒田大火の発端であったのにかかわらず、今回映画化が実現したということは、佐藤久一の記憶と共にその文化の種が酒田に根付いているということの証拠ではないか。

  • Mana

    映画の公開情報でグリーンハウスという映画館を初めて知りました。東京と地方の格差が今よりも遥かに高かった時代に、東京の映画館を抑えてNO1に輝いたのも納得の映画館でした。気楽な娯楽というより、おめかしして出かけるハレの日の映画館。今そんな風に出かける映画館は存在しないと思います。 ただ、地方の素封家の道楽という面も否めず、最終的には出火がとどめになったようですが経営的には無理があったみたい。 文化的に質の良いものをという佐藤久一氏の愛情と信念は感じたけど、女性関係は感心しない。

  • こすもす

    山形の酒田にあった映画館「グリーンハウス」は私の青春そのものだ。 高校1年生から3年間、ワクワクしながら通い続けた。本に書かれてある映画館に入る回転ドア、10席しかないミニサロン、映画が始まる前に流れる「ムーンライトセレナーデ」全てが懐かしく思い出深い。佐藤久一氏の映画館への熱い想いを初めて知った。

  • nikkui

    「ル・ポットフー」も「欅」も現存しているのでできれば行きたいと思う。

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