国際関係から学ぶゲーム理論 国際協力を実現するために

岡田章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641165649
ISBN 10 : 4641165645
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡田章 ,  
追加情報
:
230p;22

内容詳細

対立を乗り越えて協力関係を築くには、人々のインセンティブと社会の仕組みをどのように変えればよいのか?国際協力に関わるさまざまな人間・国家の行動と社会現象のメカニズムを、ゲーム理論で解き明かす。

目次 : 国際協力の課題と方法論―なぜゲーム理論の視点が有効なのか?/ 国際協力の難しさ―なぜ協力するのか?/ 対立と協力が混在する世界―どちらの結果に落ち着くのか?/ 多人数社会における相互依存関係―なぜ国際協力は難しいのか?/ リスクと情報―不確実な状況にどう対応すればよいのか?/ 紛争と平和―なぜ紛争はなくならないのだろうか?/ 長期的な相互依存関係―平和が続くための条件とは?/ 地球環境問題―温暖化対策は何が有効なのか?/ 集団形成における対立と協力―多国間で協力して問題を解決するためには?/ 自由貿易交渉―自由化を進めるためには?/ 国際協力制度の形成―争いをなくすためのルールを作るにいは?/ 信頼―人間は対立を克服して協力できるのか?

【著者紹介】
岡田章 : 一橋大学名誉教授。1982年、東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士課程修了(理学博士)。同大学理学部情報科学科助手、埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、京都大学経済研究所助教授、同研究所教授、一橋大学大学院経済学研究科教授、京都大学経済研究所教授等を経て現職。専攻、ゲーム理論、理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かいのすけ さん

    ゲーム理論の応用として非常に参考になった。9章のネットワーク形成やマッチングに関する議論は、国際関係について考えたことがなく、特に新たな視点をもたらしてくれた。11章の制度形成の交渉実験については、直観的説明がされているものの、より深い理解を得たいので、挙げられている参考文献に当たろうと思う。個人的には、もう少し参考文献が載っていると嬉しかった。また、信頼行動に関する議論は、もう少し国際関係との関連性に触れられていた方が全体のテーマに合っていてよかったのではないかと思う。

  • すずき さん

    細部までしっかり追えている自信はないがとりあえず分析の方法やなんとなくの結論は掴めた。章の分け方とか、これはどうゲーム理論に関係しているつもりなのかちょっとわからない部分も存在はしたし後半の章はもう少し丁寧にやって欲しかったが(特にプレイヤーの数が増えたりネットワークになってくる部分)、自分の読み方も雑なのはあった。専門として勉強したい人はちゃんと手を動かしながら考えたほうがいいです。

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