デジタル化と地方自治 自治体DXと「新しい資本主義」の虚妄

岡田知弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880377544
ISBN 10 : 4880377546
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
174p;21

内容詳細

2017年度から21年度までの5年間に、マイナンバー(カード)の紛失・漏洩事案は5万6000件を超えた。個人情報の漏洩は人権侵害問題に直結。地域活性化の手段とされる「デジタル田園都市国家構想」は市民を置き去りにして、企業中心の事業へと展開する。こうして、地方行政のデジタル化はデジタル集権制の性格を強め、地方自治の基盤を揺るがす危険性に満ちている。

目次 : 第1章 岸田政権の「新しい資本主義」論と経済安全保障・DX(岸田政権の誕生と「新しい資本主義」論―その批判的検証/ 「新しい資本主義」の一環としての経済安全保障政策とは何か/ 経済安保下のデジタル化の矛盾と問題)/ 第2章 デジタル田園都市国家構想の概要と問題点(新しい資本主義とデジタル田園都市国家構想/ デジタル田園都市国家構想とは/ 地方創生をどう評価すべきか/ スーパーシティとデジタル田園健康特区/ デジタル田園都市国家構想交付金の状況概要/ デジタル田園都市国家構想の目的/ デジタル田園都市国家構想がもたらすこと/ 情報技術の発展を地域で活かす前提)/ 第3章 デジタル社会と自治体(デジタル社会とは/ 国・自治体のプラットフォーム化/ マイナンバーカードの普及促進/ データ連携基盤の構築/ 自治体の個人情報保護制度の見直し/ データ駆動型社会の自治体像)/ 第4章 デジタル化予算と国家財政、自治体財政(政府のデジタル化関連予算を読む/ 自治体・地域社会デジタル化と政府の財政措置/ 自治体のデジタル化関連予算と取組み事例をみる/ 行政デジタル化と財政の問題点、課題)/ あとがき―情報技術の活用を市民本位に進める自治体の構造

(「BOOK」データベースより)

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