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水の精とふしぎなカヌー こそあどの森の物語

Jun Okada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652200278
ISBN 10 : 4652200277
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

―だれもいないはずの屋根裏部屋に、だれか、いる?!―ふたごが見つけた小さなカヌーの正体は?森にひそむ「ふしぎ」と「なぞ」を追って…!岡田淳のファンタジー世界。

【著者紹介】
岡田淳 : 1947年兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめる。1979年『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』で作家デビュー。その後、『放課後の時間割』(1981年日本児童文学者協会新人賞)『雨やどりはすべり台の下で』(1984年産経児童出版文化賞)『学校ウサギをつかまえろ』(1987年日本児童文学者協会賞)『扉のむこうの物語』(1988年赤い鳥文学賞)『星モグラサンジの伝説』(1991年産経児童出版文化賞推薦)『こそあどの森の物語』(1〜3の3作品で1995年野間児童文芸賞、1998年国際アンデルセン賞オナーリスト選定)『願いのかなうまがり角』(2013年産経児童出版文化賞フジテレビ賞)など数多くの受賞作を生みだしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    11冊目ですよ、セバスチャン(笑)。ほほえましい、水辺の2つの話が1冊に。けがをしたトワイエさんが、ガラスびんの家にやっかいになっている日々の中、不思議なことが起こる。森の豊かさと、気持ちのよい湿度を感じるような物語。森の人々は、バーバさんがいないので8人だけど、自然の中はさみしいわけではない。住人たちを温かく見守ってくれている存在がいるんだね。

  • ひめか*

    今回は2つのお話。森での暮らしが可愛くて素敵でいつ読んでも憧れる。姿を見せないトワイエさんを心配して物を取りに来るスキッパーを警戒する水の精と、怪我したトワイエさんに物を取りに行ってあげるスキッパー。小さい体ながらトワイエさんを守ろうとする姿、健気で可愛い。姿が見えなくても話してみようと思ったスキッパーは成長したな。みんなは何と言うだろう?と想像して行動に移せたのが成長を感じる。小さなカヌーの真相を追う双子、調査や探検が好きだった子供時代を思い出させてくれた。あの頃は私もワクワク探究心でいっぱいだったな。

  • カール

    今回は2本立てのお話。アサヒの泉の水の精のアサヒがとっても可愛かったです。そして、自分の事をアサヒにわかってもらおうと努力するスキッパー。森の人々と暮らす中でずいぶん成長したなぁ〜と思いました。双子が見つけた不思議なカヌー。いつも思いつきで行動するけど、今回はしっかり観察したり考えたりと、こちらも成長を感じます。

  • 七月せら

    トワイエさんの知らない素敵な秘密。挨拶って大切だなあということがすとんと胸に落ちてきます。たとえ相手が人間ではなくても。拾ったものの不思議さにいろいろと想像を膨らませたり、実際に探検に出かけたりするのもとてもわくわく。こちらも素敵な森の秘密でした。

  • リップ

    前作で怪我をしたトワイエさんのお話と、いつも好奇心旺盛なふたごに付き合わされるスキッパーのお話の二本立て。自分が名付けたものに命が吹き込まれる。小さい頃から一緒にいるくまのぬいぐるみ、学校の裏にひっそり咲いていた花。それは実は自分が気付いていないだけで、君が名前を付けた時から心を持っているのかもしれないよ。小さい頃は何か少しの不思議を見つけては、そこから壮大な世界を作り上げることができる。でもその世界が作り話だという証拠はどこにもないんだ。「誰も見たことがない」というのは、「存在しない」とは違うから。

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