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「風立ちぬ」論 光文社新書

Toshio Okada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334037703
ISBN 10 : 4334037704
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan

Content Description

宮崎駿監督最後の作品と言われ、話題沸騰中の映画『風立ちぬ』。公開中についに宮崎監督が引退を表明し、さらに注目を集めている。
アニメ制作会社ガイナックスの元社長で、オタクの評論家として知られる岡田斗司夫が、『風立ちぬ』に込められたメッセージ、そこから見える宮崎監督の作家性を語りつくし、さらには今後のジブリの未来をうらなう。『風立ちぬ』がここまで賛否が分かれる理由には、主人公と宮崎監督自身の「美の追求」と「残酷さ」があった!
本作品以外にも、『カリオストロの城』『ゲド戦記』など他作品を参照しつつ論評する。


【著者紹介】
岡田斗司夫 : 1958年大阪市生まれ。社会評論家。FREEex主宰。84年アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学の講師を経て、大阪芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 詩 音像(utaotozo)

    「岡田斗司夫ゼミ」で再三語られる宮崎駿エピソードが面白すぎて、コンパクトに文章でまとめたものはないかと、辿り着いた一冊。『風立ちぬ』の解釈や分析は、全て賛同でなくても非常に興味深い。しかし最高に面白い(本当に笑ってしまう)のは『ゲド戦記』映画化交渉大詰めの巻。原作者ル=グウィンの前での、(自分では監督も製作もしないと力説しながらの)宮崎駿本人による滅茶苦茶なプレゼン風景!同席の製作者鈴木敏夫には悪夢のような展開で、気の毒ながら大爆笑。本当に鈴木が宮崎を殴って止めてたりしたら、いしいひさいちの漫画そのもの。

  • 友和

    岡田斗司夫が語る宮崎駿とスタジオジブリ論。「風立ちぬ」や「カリオストロの城」の詳しい解説や「ゲド戦記」の製作での宮崎親子の葛藤など、とても楽しく読めた。

  • 珈琲は深煎りで

    宮ア駿監督がはじめてパンツを脱いだ作品と言われるのが、風立ちぬ。作者の頭のなかが爆裂している作品を読み解こうと思ったら、その人自身のことを想像しないと決して理解することはできないだろう。それはスタジオジブリ作品に留まらず、世に出ている難解だけど面白く感じてしまうという不思議なコンテンツには共通のことなのかもしれない。で、僕が最終的に思ったのは、プロデューサー鈴木敏夫さんの恐ろしさだ。すべてあの方が手のひらで踊らせてきたことの積み重ねがスタジオジブリだと思ったら、もはや畏怖の存在としか言いようがない。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B+。『風立ちぬ』は零戦の開発者の話で、やたら煙草を吸いまくる映画という噂で敬遠していたのだが、二月ほど前テレビ放送していたので初めて見た。かなりな飛行機オタクな堀越二郎を見染めた菜穂子の心情にちょっとウルッとして、想像していたよりいい映画だと思った。この本で岡田さんはこの映画は宮崎駿監督の最高傑作と断言し、その評価ポイントを詳しく説明してくれる。録画してあったものがまだ消してなかったので、再度見たらなるほど細かいところまできちんと手を入れて作った大人のジブリ作品だと感心した

  • 百太

    へぇ〜そうだったの?の部分が多くて面白かったです。二郎がオキヌを好きだっただろうは、なるほどでした。

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