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社交不安障害 理解と改善のためのプログラム 幻冬舎新書

岡田尊司

User Review :2.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344985353
ISBN 10 : 4344985354
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人前で話すのが苦手、緊張して上がってしまう、自然に人付き合いができず、社交をつい避けてしまうという状態は「社交不安障害」と呼ばれる。もっとも頻度の高い精神的な困りごとの一つで、有病率は一割を超える。やっかいなのは、社交不安障害にともなう自信低下を生まれつきの性格だと思い込み、諦めてしまうこと。しかし、自分を縛る不安の正体を知って、有効なトレーニングを積めば、改善は十分可能だ。実際にカウンセリングセンターで使われるプログラムを紹介しながら、克服の方法を実践解説。考え方一つで、人生は大きく変わる!


[著者について]
一九六〇年香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院にて研究に従事するとともに、パーソナリティ障害や発達障害治療の最前線で活躍。山形大学客員教授として、研究者、教員の社会的スキルの改善やメンタルヘルスのケアにも取り組む。現在、岡田クリニック院長(大阪府枚方市)、大阪心理教育センター顧問。『アスペルガー症候群』『境界性パーソナリティ障害』『人はなぜ眠れないのか』『あなたの中の異常心理』『うつと気分障害』『発達障害と呼ばないで』『真面目な人は長生きする』『過敏で傷つきやすい人たち』(すべて幻冬舎新書)、『母という病』『父という病』(ともにポプラ新書)、『愛着障害』(光文社新書)、『カサンドラ症候群』(角川新書)など著書多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝正史賞を受賞した『DZ』『風の音が聞こえませんか』(ともに角川文庫)などがある。

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院にて研究に従事するとともに、パーソナリティ障害や発達障害治療の最前線で活躍。山形大学客員教授として、研究者、教員の社会的スキルの改善やメンタルヘルスのケアにも取り組む。現在、岡田クリニック院長(大阪府枚方市)、大阪心理教育センター顧問。著書多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝正史賞を受賞した『DZ』『風の音が聞こえませんか』(ともに角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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自分の症状や気づいたことなどを、空欄に記...

投稿日:2021/07/30 (金)

自分の症状や気づいたことなどを、空欄に記入していくワーク方式が自分には合わなかった。質問に対してはい、いいえで社交不安障害の可能性がある、他の不安障害の可能性があるなどと診断するのも形式的すぎると感じました。すべて活字の本なので、少しはイラストなどを使った方が読みやすいと思いました。

じゅんきち55 さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    厳密にいうと私はこの症状には当てはまらないのだが、一定の傾向はある。自覚しながら読み進めていくと、自分で自分を無意識のうちに治療していたことに気がついて少し驚いた。仕事や勉強をすることが段階的な治癒につながっていたのだった。今後も続けていこう。

  • かおりん

    人前で話すのは苦手、緊張するのはあるけど、「社交不安障害」は社会生活に支障が出る状態。要因は様々だけど気質的やASDとも関係してくる。不安の正体を知り有効なトレーニングを積んで改善していこうとする本。人と会いたくない日もある程度なら、なんともないということかな。

  • Taka

    社会不安障害愛着障害の気もありそうだとお勉強。親なんてみんな完璧じゃないんだからかなりの人がこれなのでは。人類の進化の例の一つでは。不完全さを暴かれる恐怖。罪悪感にとらわれる。親との関係。こうしてみると私頑張ってきた証拠なんだわ、と若くなくなってくると怖いものが消えていく。程よく暴露、つまりはエクスポージャーできるようになってきたのかもしれない。なるほどねと思ったたのが、緊張している人に対して、もっと緊張してください!もっと震えてみせてください!と強調を迫る治療法。ガンジーは自分の人生から逃げなかった

  • たか

     自分の体験とカウンセラーとして勉強した知識を元に読んでみた。メンタル疾患は複雑で診断も難しい。  正確な診断となったときの対策はしっかりやらないと、回復は難しくなる。認知行動療法に代表される考え方の再考はとても重要だと思う。

  • わえ

    読んで元気になる本。/社交不安障害と回避性パーソナリティは必ずしも同居しない。/「罪悪感は自立に向かう過程にいることの表れなのだ。罪悪感に打ち勝ち、自分の決めた道を進むことによって、自分らしい人生を手に入れることができるのである」。/暴露療法は社交不安障害の最も効果的な治療法。/青年期の回避は、進路決定や現実的な課題を避けることで、自己を模索する時間を確保しようとすることの現れ。/ドトールコーヒーの創業者・鳥羽博道氏や、インド独立の父・ガンジー、筆者自身のエピソードに勇気づけられた。

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