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愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法

岡田尊司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047036130
ISBN 10 : 4047036137
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

医学モデルでは対処が難しい心や行動の問題が急増している。その中、愛着の安定こそが適応力を左右するという観点で問題を理解し、改善を図る愛着アプローチが注目を集める。医学的治療が困難な、慢性うつ、不安症、不登校、ひきこもり、ゲーム依存、発達の問題、非行、自傷、過食、DV等に劇的な改善をもたらす新しい回復法の原理と具体的な実践法を詳述。

目次 : はじめに 医学も治せない問題に直面するとき/ 第1部 医学モデルの限界と愛着モデル(限界を迎える医学モデル/ 医学モデルがあなたを病気だと認めてくれたはいいが/ 余命宣告に見る医学モデルの冷酷さ ほか)/ 第2部 愛着アプローチ(なぜ愛着アプローチはさまざまなケースに有効なのか/ 非行少年の回復の場から生まれたアプローチ/ ケース 少女が生きる意味を取り戻せたのは ほか)/ 第3部 両価型愛着・二分法的認知改善プログラム(通常のカウンセリングでは、なぜ改善がむずかしいのか/ 課題を指摘すると「悪い人」「悪い子」になってしまう/ ブレークスルーをもたらしたのは ほか)/ おわりに あなたは医学モデルで救われるか

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒業。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室で研究に従事するとともに、京都医療少年院、京都府立洛南病院などで、困難な課題を抱えた若者に向かい合う。岡田クリニック院長(枚方市)、大阪心理教育センター顧問。著書多数。小笠原慧のペンネームで『DZディーズィー』(横溝正史ミステリ大賞受賞、角川文庫)などの小説作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ころこ

    新書が多い著者の本で選書をみつける。愛着アプローチとは、「安全基地」機能を高め、愛着を安定させることで、人間に本来備わっている生物学的な全体性の能力を発揮させて、病気だけでなく困難や問題を解決する方法のことだ。診断がスティグマになったり、多くの中の一人として統計的に扱われたり、薬の依存症になったり、多因子が絡んだりする医学モデルが通用しないケースでは、愛着モデルが有効だという。愛着モデルは一人一人の人生全体にアプローチするので手間と時間は掛かり、その理屈からして一般化を拒否する。近代的な医学モデルに対する

  • ムーミン

    今抱えている事案への対応の方向性に間違いはなかった、自信を得ることができました。具体的な部分はとても参考になります。

  • 66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

    愛着障害繋がりで読んでみたけど、これはやや専門の人向けと感じ、私には難しかったし、実践できるレベルではなかった。一つ勉強になったのは「医学モデル」という考え方と、その限界。医学モデルでは、症状の背後にある病気診断し、有効な治療法を選択し、治そうとする。精神医療の分野は医学モデルがうまく機能しない。症状ごとに病名をつけても、いくつも病名が並ぶだけ。そして薬が増えるだけ。図書館本

  • ジュリ

    愛着を安定したものにするには、自分を振り返る力と相手の立場に立って考える力を高めることが重要。これまで読んできた岡田尊司さんの著書とは少し違ったアプローチ方法が紹介されていたので、読んでよかった。

  • ゆうろ

    自分自身も愛着に多少の問題は抱えていると思うので改善に役立つ本だと感じた。それ以上に、メタ認知を鍛えることと、子供との接し方を実践的な方法を学べる一冊だと思う。

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