真面目な人は長生きする 八十年にわたる寿命研究が解き明かす驚愕の真実 幻冬舎新書

岡田尊司著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344983571
ISBN 10 : 4344983572
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
246p;18

内容詳細

健康食品やあらゆる健康法が花盛りだ。だが、薬でさえ寿命への効果が証明されたものは稀だ。寿命を左右する本当の要因は何か。それを解明するには数十年もの研究が必要なわけだが、米国で行われた八十年に及ぶ研究結果が近年明らかとなった。生活習慣を含め、あらゆる要因が調べられた結果、もっとも関係していたのは、若い頃の健康でも食べ物でも運動でもなかった。重要なのは性格であり、生き方であり、愛する人との絆だった。長生きする性格、生き方とはどんなものか。早死にのリスクを減らし、幸福な人生を送るには?驚きの真実と珠玉の知恵に満ちた一冊。

目次 : 第1章 寿命は何を語るのか/ 第2章 あなたは長寿性格か?/ 第3章 その性格が寿命を縮める/ 第4章 命を縮める破局的思考/ 第5章 親の離婚は子どもの寿命を五年縮める/ 第6章 寿命を延ばす運動と食事/ 第7章 結婚は寿命を延ばすか、縮めるか/ 第8章 成功や達成感は寿命に影響するか/ 第9章 社会との絆と寿命/ 第10章 命を縮めるストレスとトラウマ

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院にて研究に従事するとともに、パーソナリティ障害や発達障害治療の最前線で活躍。現在、岡田クリニック院長(大阪府枚方市)。山形大学客員教授として、研究者、教員の社会的スキルの改善やメンタルヘルスのケアにも取り組む。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • デスカル さん

    前提として「長生きしたい人」、研究結果は100年前の米中流家庭の子供の記録。必ずしも今の日本の時代背景とはマッチしていないし、偏見も多い(白い巨塔は野心家をけなす作品等)。結論は「長生きしたければ、“野心”を持ち勤勉に慎重にたゆまぬ努力をして仕事をすること!早く結婚をし子供を持ち離婚しないこと!ただ、内向的な性格は◎」。現代日本の「ワークライフバランスを大事にし、自分がしたいように緩やかに生きていく」風土を批判しています。

  • 橘 由芽 さん

    今の時代、長生きなんてそうしたいと思わないと言う人は多い。私もその一人だが、長生きする人はどういう人なのか?「憎まれっ子世にはばかる」は本当なのか?などについて科学的な見解を聞いてみたいと思い読みました。科学的ということに多くの人は信憑性を持つわけですが、ま、あくまでもデータ上のこととあまり深く考えないほうがいいような気もしました。読んだ動機と完全に矛盾してるけどね。

  • とももん さん

    計算し、真面目度指数みたいなのを出した。超、真面目だった。ただ、病気の不安などをしまくる癖がある場合、女性だと寿命が返って縮まるらしい。では結局私は寿命が短いのか、、、。結婚した方が寿命が長いらしいが、離婚した場合、男性は縮まるが、女性は大丈夫、など、女性は1人でもたくましく生きていけるのね、など、真面目以外のことでも、色々書いてあって意外と楽しく読めた。

  • Yuichiro Komiya さん

    パーソナリティー障害の専門家である著者が、最新の研究結果から得られた長寿になる性格、生活様式を説明。

  • たこやき さん

    米国の80年ほどの研究を元に、長寿に必要なものを考えた書。しかし、色々と疑問を感じた。まず、元となる研究のデータがそのまま出ず、著者の言葉で部分的なものばかりである、ということ。次に、言葉の定義が曖昧であること。さらに言えば、各章において、第X章「これが大事」、第Y章「こっちが大事」、第Z章「これが必要」……と、章ごとに違っており、で、結局、何が大事なの? という感じになった。

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岡田尊司著

1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。医学博士。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。京都大学大学院医学研究科修了。長年、京都医療少年院に勤務した後、岡田クリニック開業。現在、岡田クリニック院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、現代人の心の問題に向

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