Product Details
ISBN 10 : 4275009428
Content Description
冷戦期の旧社会主義諸国は、いかなる動因、政策、体制のもとで対外援助を実施してきたのか。戦後復興から新国家建設の途上にあった中国が、ソ連の援助を受入れつつ「兄弟国」への支援を開始し、さらに「対外経済技術援助八項原則」を有する「対外援助国」に変容していく軌跡を描く。
目次 : 中国の対外援助をめぐる諸相/ 第1部 第一の機軸―社会主義諸国内での援助の受入れと対「兄弟国」援助(「1950年体制」の形成/ ソ連からの援助受入れ/ 対「兄弟国」への援助)/ 第2部 第二の機軸―非社会主義民族主義国家への援助の展開(バンドン会議の開催と対外援助のアジアへの拡大/ 中東・アフリカ民族解放闘争への支援と中国)/ 第3部 第一の機軸の瓦解と新たな秩序形成に向けた対外援助の模索(中ソの亀裂とソ連の対中援助の打ち切り/ 中ソ同盟崩壊下の対外援助政策の形成と「1964年体制」/ 対外援助の行政と実施体制/ 結論)/ 結びに代えて―「対外援助国」中国の創成と変容から見えるもの
【著者紹介】
岡田実 : 東北大学法学部卒業後、民間企業勤務を経て、1988年に国際協力事業団(現独立行政法人国際協力機構、JICA)入団。その後、北京大学留学(1990‐1991)、JICA中国事務所員(1991‐1994)、中国援助調整専門家(2001‐2003)、JICA中国事務所副所長(2007‐2011)として対中ODAに関わる。2006年法政大学大学院にて政治学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ハマザキカク
読了日:2015/08/22
ゆきんこ
読了日:2022/08/26
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

