現在地

岡田利規

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023434
ISBN 10 : 4309023436
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
155p;20

内容詳細

民主党への政権交代が起こった2009年の衆議院選挙の投票日前日を舞台にした(「わたしたちは無傷な別人である」)。不吉な雲と「村」が破壊するという噂―「東日本大震災以降」に物語の力で抗した(「現在地」)。そう遠くない未来の日本を舞台にした死者と生者の物語(「地面と床」)

【著者紹介】
岡田利規 : 1973年神奈川県横浜市生まれ。演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰。1997年、横浜で「チェルフィッチュ」を結成。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2007年『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で小説家デビューし、翌年第2回大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chisa さん

    劇団チェルフィッチュ・岡田さんの戯曲集。民主党政権交代、東日本大震災を受けて書かれたという。『幸せ』はなんと危うい基盤の上に成り立っているものか。『不幸』に突き落とす種はいろんな所に潜んでいて、少し、気付いているのに、見てみぬ振りをする。それを振り払って『幸せ』であると意識する。なぜならば不安が『弱さ』に付け込んできて、他人を傷つけ自分を狂わせる予感がするから。『他人を傷つけない強さ』が欲しい。どうやったら手に入るのか。『平和』が当たり前だとしている日本人に対する問題提起のように感じました。

  • なみき さん

    チェルフィッチュ主催の岡田利規による戯曲集。表題作は初演時に見ましたが、全編劇中劇で、そのなかでさらに劇中劇がある構成だったんですね。あえてお芝居感を高める過剰な女性言葉が面白いです。またこれと「地面と床」は、東日本大震災を受けて書かれたものだそうですが、真偽を確定できない噂に対していかなる態度をとるのか、自分とは異なる態度を取り、異なる思考を持つものといかにともにいるのか、あるいはいないのかといったテーマが全面に読み取れ、現在の政治情勢を文脈としても意味をなす作品だと感じました。

  • バーニング さん

    「現在地」は戯曲では十分に面白さが伝わらなかった気がする。人物が場面転換するときにどのように動くのかを視覚的に感じるのと、ただ文章で読むのとは大きく違う気がするので。「地面と床」は面白く読んだ。

  • Seirēn さん

    寓話劇における象徴性をこんな使い方をする例というのはちょっと知らない。小説執筆を経てか、散文的なナレーションにより「生活圏」とその周囲の不穏さを暗示する『わたしたちは無傷な別人である』。あからさまな劇中劇の内側――括弧に入れた状況下で、ひと昔まえの文語体を駆使して日本の滅亡を、噂の不確実性と神話との重ね合わせの心憎い構造で描いた『現在地』、終末感の漂う小国「日本」を生者死者織り交ぜて淡々と揺さぶってくる『地面と床』。劇の虚構性を露骨にする手法と言葉の見事な平衡感覚が不穏で特異な空気感までも表現しえている。

  • Takayuki Yoshida さん

    三島由紀夫賞にノミネートされてたので読んでみた。劇の脚本なんだけど、なんというか、すんごい重力下で生活させられてるような感覚を味わいました。

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