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世界のお弁当とソトごはん

岡根谷実里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866734477
ISBN 10 : 4866734477
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界の台所探検家≠ニして100以上の台所を巡った著者が、旅先での実体験をもとに、携帯食、テイクアウト、屋台食など、生活スタイルの違いによってさまざまな様相をみせる世界中のお弁当とソトごはんを一冊にまとめました。

【著者紹介】
岡根谷実里 : 世界の台所探検家。東京大学大学院工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に勤務し、独立。世界各地の家庭の台所を訪れて一緒に料理をし、料理を通して見える暮らしや社会の様子を発信している。30以上の国と地域、170以上の家庭を訪問。講演・執筆・研究などを行う。京都芸術大学客員講師、立命館大学BKC社系研究機構客員協力研究員、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)連携研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よこたん

    “家から持参する弁当というのは、単に箱に詰めるだけでなく、実はいろんな条件が揃って初めてできるものなのだ。その文化の奇跡的なバランスに感心した。” そうか、私たち日本人は、当たり前のように奇跡を口にしていたんだな。食べ物は暑すぎると傷んでしまい、寒すぎると凍ってしまう。日本の米は冷めても美味しいけれど、世界の8割を占めるインディカ米は冷めるとパサパサで美味しくないらしい。世界各地のお弁当(のようなもの)と、出先のお店で買ったり、野外で作ったりするごはんを紹介。写真がとにかく楽しげで美味しそうで、ワクワク。

  • くさてる

    フィンランド、ブータン、ポーランド、ウズベキスタン……様々な国の「携帯する食事」を紹介した一冊。実際に現地を訪れ、人々と食事を共にし、交流を持った過程が、エッセイとして添えられていて面白かった。写真も豊富で分かりやすい。いわゆる「お弁当文化」の幅を大きく飛び越え、世界中で人間は、家の外で食事をしているんだなあと思った。食文化に興味あるひとにおすすめです。

  • kuukazoo

    家で作って出先に持参する食事「弁当」。マンネリだがお昼ご飯がある!という安心感は確かに大きい。世界の弁当も出先で調達困難だったりコスパが悪い時に作られるが魚をぎっちり詰めて焼く巨大ライ麦パン(フィンランド)揚げバナナ(パプアニューギニア)トナカイの干し肉(ノルウェー)等かなり様子が違う。日本では「冷めても美味しい」だが海外では温かい食事ニーズが大きくブータンで象印のランチジャーが人気とか。あと、出先で火を熾し芋やパンを焼いたり、誰かが持ってきた弁当を皆でシェアしたり、日本的弁当観が揺さぶられ楽しかった。

  • 金吾庄左ェ門

    世界では弁当と言う概念が存在しないとは聞いていましたが、そう呼んでも差し支えのない国もありますし、弁当が存在する国もあります。ブータンやインドの弁当箱の話は非常に面白かったですし、トンガの食事情も良し悪しありますね。ボツワナは米と衛生管理の事情が違いすぎるのですね。台湾の日本とは違う進化を遂げた弁当の話も面白かったです。後半のソトごはんも、サバイバルというか日本でやればマナー問題に発展する事が十分に予想されます。

  • コピスス

    世界十数カ国のお弁当を取材した本。岡根谷氏が一般家庭にお邪魔してご飯作りを体験しそれを味わう。写真も多くてほんとに面白く、楽しみながらでもあっという間に読んでしまった。私も「ランチは屋台で購入」とか「毎日、チーズサンドしか作らない」という国で生活したい!(高校生にお弁当作り続けて現在5年目です)余談ですが、この本に出てくるブータンの「エマダツィ」を現地で食べましたが、ほんとに辛くて胃の中が熱くなったことを思い出しました。

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