忘れ形見 取次屋栄三 祥伝社文庫

岡本さとる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396345570
ISBN 10 : 4396345577
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
306p;16

内容詳細

秋月栄三郎は気楽流岸裏道場の稽古に釘付けとなっている若者が気になっていた。取次屋の好奇心から調べてみて仰天した。彼の父は、松田新兵衛が好敵手と認めた、神道無念流の達人だったのだ。その後、騙し討ちに遭い命を絶たれたという。息子は道場を継がず医学を志すが、父を冒涜する父の元弟子を成敗するため、なんと新兵衛に弟子入りを望み…。感涙の最終話。

【著者紹介】
岡本さとる : 1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    取次屋栄三「忘れ形見」20巻最終完。久栄さん、栄三と市之助を残してあの世へ旅立ってしまいましたね悲しい結果ですが市之助の袴着の祝いの席に栄三の関わりある多くの人が集まり、締めに新兵衛の嫁お咲が産気づく、愉しいほのぼのとした最終完でした。

  • 真理そら さん

    このシリーズはこれで完結。あんなに長く愛をはぐくんだ恋女房なのに…。でも湿っぽくならないのがこのシリーズの魅力。子連れ取次屋栄三でseason2ができるといいなあ。

  • み さん

    タイトルの忘れ形見って( ; ; )短くても幸せならイイのよね。今日は父の命日で、今度の誕生日で父の年齢に並ぶのよね。このシリーズ好きでした♪

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    完結してしまった。大阪から父と長兄が久栄・市之助との対面に訪れた。体調の優れぬ久栄の為にまとまった金を稼ぐため危ない目にあいながらも取次屋として働くが思いがけず、久栄は急逝してしまった。しかし残された栄三郎は落ち込んでいたが、久栄の思いを考えに至り未練を振り払うのであった。暖かい人たちに恵まれ、市之助袴着の宴を執り行うのであった。大団円! お薦め

  • デジ姫 さん

    最愛の久恵は残念な事に亡くなってしまったが大勢の人たちに見守られて生きる父子には何事にも代えがたい財産。気持ちのよう最終話となった。

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岡本さとる

1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九〇周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、二〇巻の大人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行

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