下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵 実業之日本社文庫

岡崎琢磨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408557588
ISBN 10 : 4408557587
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
278p;16

内容詳細

ライブハウスのマスターが聴き分ける隠された真実とは?音楽雑誌『ロック・クエスチョン』で、インディーズバンドを発掘するコラム連載を任された新人編集者・音無多摩子。優れた耳を持つという下北沢のライブハウスのマスター・五味淵龍仁の紹介でバンドマンたちを取材する多摩子だが、思いがけない事件に巻き込まれ…。まぶしくて、切なくて、最高に愛おしい、バンド×青春ミステリー!

【著者紹介】
岡崎琢磨 : 1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第1回京都本大賞受賞、累計250万部を超える人気シリーズに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オーウェン さん

    数が少ないがミステリの1つである音楽もの。 有名な音楽雑誌の編集者に就職した音無。 インディーズのバンドのコラムを任されたので、下北沢のライブハウスで目を付けたバンドにちょっとした事件が。 殺人とかそういう重たいものではなく、ライトなミステリなので非常に読み易く読後も爽やかな類いが多い。 とはいえバンドなので、見知らぬ他人が集まれば仲違いは当然。 その中でラストの話が中々凝っているミステリ。 オーナーの五味淵が良い味を出しており、音無しとの掛け合いも楽しい。

  • よっち さん

    音楽雑誌でインディーズバンドの発掘コラム連載を任された新人編集者の音無多摩子。下北沢のライブハウスのマスター・五味淵の紹介でバンドマンたちを取材する多摩子が、思いがけない事件に遭遇するミステリ。壊されたデジタルティレイ、元カレの彼女の浮気疑惑、スタジオから盗まれたベース、ライブ中にドラマーが怒り出した理由、アカウントを乗っ取られたバンドの解散危機など、デビュー前のバンド事情に絡めた謎に遭遇する多摩子と、それを解決する探偵役の五味淵という役回りで、少し視点を変えると見えてくる真相と構図が印象的な物語でした。

  • なみ さん

    音楽雑誌でコラムの連載を任された新人記者、音無多摩子は、インディーズバンドをめぐる様々な事件に遭遇する。 探偵役はライブハウスのマスターの五味淵さん。 推理力はすごいのに、たまに見せる、ちょっと子どもっぽい一面が可愛いです。 登場するバンドも起こる事件も、バラエティに富んでいて楽しめました。 先入観を利用した鮮やかなトリックが光る『ライブ・フライ・ライブ』と、読後感の爽やかな『ヒステリック・ドラマー』が特に好きです。 あと編集長の親父ギャグのファンです。

  • qoop さん

    インディーズバンドの抱える問題解決に乗り出す音楽雑誌編集者。探偵役のライブハウス経営者を如何に巻き込むかなど、複数の仕掛けがあって飽きさせない。才能のあるなし・売れる売れないなど、インディーズ業界だからこそ動機としての嫉妬を説得力十分に伝える。そこが書き易い題材なんだなと感心した。さらに言えば、主人公と探偵役のキャラクター造形がユーモラスな点が、ネガティブな動機を解消してもくれるので、読み味もわるくない。

  • ツバサ さん

    謎のシチュエーションが良いが、あっさり解けて、犯人の動機がいまいち納得いかない。バンドモノで強烈なミステリを読んだ後なので、仕方ないかな。

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人物・団体紹介

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岡崎琢磨

1986年、福岡県生まれ。2012年『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。同書は第1回京都本大賞を受賞し、同シリーズはベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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