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カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する

岡大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907623425
ISBN 10 : 4907623429
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

ひっくり返したビールケースの上、カンカラで作った楽器を手に、声を張り上げて歌うは「演説歌」。明治・大正時代の政治・世相風刺の歌にのめり込んだ青年は、現代唯一の演歌師として“まっすぐ”に歌い続ける!

目次 : 第1章 政治や社会をチクリと刺す「演歌」―尊敬する添田唖蝉坊・知道のこと(「演歌」誕生の歴史をたどる/ どんな悲境の底にいても)/ 第2章 「無翼」の歌、「庶民翼」の歌―カンカラ三線を持ってどこへでも(演歌にはカンカラがよく似合う/ 労働者の街で見たこと、学んだこと)/ 第3章 同世代の流行り歌にこころ動かず―ぼくが「演歌」にたどりつくまで(銭湯、バタヤン、スーダラ節/ 拓郎、なぎら、そして高田渡「演歌」へ/ 演歌はかっこいい)/ 第4章 歌ってつながる人の縁―歌と酒と、厳しさと人情と(“投げ銭”で末永くよろしく/ なぜか大阪はウケがいい)/ 第5章 政治の過ちを風刺に変えてまっすぐに―松元ヒロさんに学んだ芸の姿勢(「それは権力に屈することになるよ」/ 落語を知って広がった世界)

【著者紹介】
岡大介 : 1978年、東京都に生まれる。添田唖蝉坊・知道の流れをくんだ、明治・大正演歌を歌う現代唯一の演歌師。空き缶で作ったカンカラ三線をリュックに差し、全国を回って演奏活動を続けている。演奏の場は、寄席、演芸場、ホール、居酒屋での「流し」など多岐にわたり、集会や祭りに呼ばれることも多い。年間ステージ数は365を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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