原子力演習 核エネルギ-の解放とその利用

本書は、「原子力、核エネルギーの解放とその利用」の演習編で、原子力に関係する基礎知識を整理し、大学入試問題を含めて問題を解く作業を通じて、原子力に対する理解を誘導しています。その意味で、原子力の教科書でもあり、問題集でもあります。

目次 : 第１章　電子と原子（色々な名前が付けられた電子/ 電場・磁場の中での荷電粒子の運動　ほか）/ 第２章　中性子と原子核（中性子の発見/ 原子核の構造　ほか）/ 第３章　原子炉（核燃料/ 原子炉の制御　ほか）/ 第４章　放射線（放射能、放射線放射性物質/ 崩壊の法則　ほか）

【著者紹介】
藤家洋一 : 工学博士。１９３５年生まれ。１９５８年東京大学理学部物理学科卒業。１９６３年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。１９６８年大阪大学工学部原子力工学科助教授。１９８０年名古屋大学プラズマ研究所教授。１９８６年東京工業大学原子炉工学研究所教授。１９８９年東京工業大学原子炉工学研究所所長。１９９５年原子力委員。１９９６年東京工業大学名誉教授。１９９８年原子力委員長代理。２００１年原子力委員長

岡多賀彦 : １９４５年生まれ。１９６８年京都大学理学部物理学科卒業。１９７０年大阪市立大学大学院理学研究科修士課程修了。１９７３年大阪府立和泉工業高校（定時制）教諭。１９７８年大阪府立久米田高校教諭。１９８３年大阪府立大手前高校教諭。１９９０年大阪府立住之江高校教諭。１９９０年放射線計測協会簡易放射線測定器活用検討委員。１９９１年灘中学校・高等学校教諭（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）