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キャンプをしたいだけなのに To文庫

山翠夏人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867943236
ISBN 10 : 4867943231
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

社会に疲れてなるべく人と関わらず、平日は会社員、休日はソロキャンプを楽しむ斉藤ナツ。今日も山奥のキャンプ場で一人を満喫していると、暗がりで声をかけてきたのは、顔半分が無い女。幽霊っぽいけど興味無いし、癒し時間を邪魔されたくない。早くどっか行ってと願うが、始まった幽霊女の身の上話に付き合ううち、彼女は気づく。このキャンプ場、幽霊よりもヤバい奴がいる―。怪異より恐ろしい夜が始まる時、無気力系女子が覚醒する、新感覚サバイバルホラー!

【著者紹介】
山翠夏人 : 兵庫県生まれ。高校では文芸部に所属。同ペンネームで執筆を始める。本作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 海猫

    ソロキャンプをしていた女性・斎藤ナツがキャンプ場で殺人鬼に襲われるという、予想通りの話ではある。が、なかなかにサービス精神が発揮されまくった内容で大いに楽しめた。まずキャンプシーンが臨場感あるし、構成が上手く先を読ませないようなところあり。あと意外にユーモアが効いているのに驚いた。概ねナツの語りで進んでいくのだけれど、状況に対しシニカルで冷静なのがどことなく可笑しい。逆にピンチの場面では理性的に反撃のチャンスを伺うなど、知的に面白い。迫力のラストスパート、心動かされるエンディングなど盛り盛りでお得な一冊。

  • ゆん

    ソロキャンプをしたいだけの無気力系女子がキャンプ地で幽霊に会ったり殺人鬼に追われたりする。 解決を見たと思えば別のキャンプ場でもまたトラブルが…。 そこでも泣き叫ぶ幽霊と思しき女性に「うるせええ!」ってビンタをかますww コメディ系なのかって思ったけどやっぱりサバイバルホラーだった。 そして最後は…生きるという事の意味、大切さ、重み、そういった事を教えられ泣きそうになった。 とっても面白かったです!

  • キナコ

    無気力系女子VS殺人鬼という帯に牽かれて購入。人への関心が低くなっている現代女子がヒロインではあるが予想以上にストーリーのテンポもよく面白かった作品。人は人、自分は自分と境界線をしっかり分けているヒロインのサバサバした性格が個人的には好き。全2話構成ではあるが、どちらも殺人気の系統が異なっていたのもあって読みごたえあり。サバイバルの中にも人としての繊細さと、屈強の中での成長が分かる作品。

  • ジンベエ親分

    いやまったく期待せずに暇つぶしのつもりで買った本だったけど、むっちゃ面白かった。人嫌いを拗らせている独身女性の主人公ナツはソロキャンプが趣味なのだけど、行く先々のキャンプ場で「幽霊&イカレた連続殺人者」にセットで遭遇する話(笑) それがこのナツ、武闘派で毎回派手な大立ち回りを演じるのがまた何とも爽快で面白い。かといって無双なわけではなく、けっこう際どいギリギリのバトルなのだが。そしてキャンプの描写もお座なりではなく、無意味に思えるほど力が入っている。なにこれ拾いモノやん。続編あるのか。買わなきゃ(笑)

  • これは絶対にホラーの皮をかぶったコメディだ! と確信して即買い。コメディ要素もあるけど、狂人たちとのバトルはちゃんと緊迫感もあり、なんだかジャンル分け不能な怪小説。いや、予想を斜め上に突き抜けて面白かったんだけども。いろんな人にオススメしたい。主人公の斉藤ナツの一人ツッコミと不撓不屈の反骨精神は素晴らしい。リプリーかな? シリーズ化できたら次作も読んでみたい。

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