愛してるよ、愛してるぜ 中公文庫

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122068759
ISBN 10 : 4122068754
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
315p;16

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    酸いも甘いも噛み分けた大人たちの他愛なく、時に核心をつくおしゃべりが好きで、例えば吉行淳之介氏の対談本などを大好物とする私は、喉を鳴らすように読んだ。晩年の安部譲二氏の可愛げが爆発している。Amy氏の度量は言うまでもなく。

  • Inzaghico さん

    人生相談のはずなのに、新婚の山田詠美ののろけ話になったり、安部譲二の道を踏み外しそうな恋の話になったり(隣に奥さんがいるのに!)で、笑いが止まらない。本読んで大声出して笑ったのって久しぶりだ。ふたりとも自分の生と性の全責任を引き受けて生きてきた。文句ばかり言ってないで、責任を引き受けて生きてきたかどうかって、ジジババになったときに如実に出る。ふつうの常人にはふたりのような生き方はできない。たぶん途中で絶対に死んでいる。ふたりとも、ここまで生きてこられたのが不思議なくらいだ(安部譲二は亡くなったが)。

  • ふじこ さん

    姉御肌のエイミーとチャーミングな安部さん。人としての豊かさに溢れたふたりから飛び出す言葉は金言の連続。どうしても子どもが欲しい主婦、在日三世との結婚を家族に許してもらえない女性、セックスレスになってしまった夫婦、妻の死から立ち直れない男性。寄せられたお悩みをきっかけに、ふたりの会話はどんどん横道に逸れていく。妻を愛し、詠美さんに対してもとても紳士的だった安部さん。彼がもういないことが残念でならない。それにしてもエイミーはどうしてあの大物作家に逆胸毛が生えてることを知ってるんだろう。

  • ジェンツー さん

    いきなり後書きの話。アナウンサーの宇垣美里さんは、学生時代山田詠美さんの本に救われたと書く。私もそうだった、と思い出して胸が熱くなる。自分で表現しきれない感情のひだが的確に言語化されたと感じて驚き、答えのない苦しさの中息継ぎができたように感じた。きっと同じような熱量で同じ作家の本を宝物のように思っている人を見つけた、その喜び。 安部譲二さんと詠美さんの人生相談はほとんど相談に答えず、しかし要所はついて、2人の人生の流れとともに語られる。安部譲二さんの本はまだ読んだことがない、これから読もう。

  • はづき@読書お休み中 さん

    読者の人生相談に答えるものかと思いきや、毎回話が脱線しているのが面白い。もはや人生相談という名の対談集。読者の人生相談には結構重い話とか、生々しい相談もあるのだけど、痛い現実を突きつけてきたり、この二人の人生経験だからこその答えなんだろうなと思うものがいくつもあった。

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人物・団体紹介

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山田詠美

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞しデビュー。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風

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