CD

Symphony -Triumph and Peace, The Dark Gate, Mandara No Hana, etc : Takuo Yuasa / Ulster Orchestra, New Zealand Symphony Orchestra

Yamada, Kosaku (1886-1965)

User Review :4.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NYCX55350
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

日本作曲家選輯/山田耕筰:交響曲『かちどきと平和』

近代日本音楽史の巨人であり、「からたちの花」「この道」「赤とんぼ」などの歌曲、童謡の作曲家として活躍するとともに、すぐれたオペラ作家、管弦楽作家、教師でもあった山田耕筰。苦労を重ねた少年時代を経て、東京音楽学校に入学し良き師と後援者に恵まれた彼は1910年にベルリンに留学、ベルリン王立芸術アカデミー作曲科でブルッフに師事します。ここで西洋音楽のオーケストレーションや対位法などを徹底的に学び、日本人による初めての管弦楽曲「序曲 ニ長調」を作曲しました。その8か月後にはやはり日本人初の交響曲「かちどきと平和」を作曲。勝利への喜ばしい讃歌と平和への静かな祈りを対照させ、宥和させたこの曲は、山田が幼い頃に横須賀で刷り込まれた「元気な軍楽と敬虔な賛美歌」という対になる音楽の記憶の発展でもあります。その翌年に書かれた、更に意欲的な作風を持つ2曲の交響詩も収録。夢と希望に溢れて渡欧した若き日の山田耕筰が、海外留学で身につけた様々な作曲技法を駆使し、その類い稀なる音楽的才能を存分に発揮した作品群は聴き応え充分です。
 シリーズ監修者の片山杜秀氏による解説付き(解説、演奏者プロフィールは既発売商品(8555350J)のブックレットから転載となります)。(輸入元情報)

【収録情報】
山田耕筰:
1. 序曲ニ長調 (1912)


 ニュージーランド交響楽団
 湯浅卓夫(指揮)

 録音時期:2002年1月30日
 録音場所:ニュージーランド、ウェリントン・タウン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

2. 交響曲ヘ長調『かちどきと平和』 (1912)
3. 交響詩『暗い扉』 (1913)
4. 交響詩『曼陀羅の華』 (1913)


 アルスター管弦楽団
 湯浅卓夫(指揮)

 録音時期:2001年6月7,8日(2)、2000年9月16,17日(3,4)
 録音場所:ベルファスト、アルスター・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤国内仕様(解説: 片山杜秀)

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Comprehensive Evaluation

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山田耕筰の管弦楽曲については、ここにも収...

投稿日:2010/12/20 (月)

山田耕筰の管弦楽曲については、ここにも収められている「勝ちどきと平和」「曼荼羅の華」などをアナログ時代に持っていましたが、あまり好きではありませんでした。このCDで「序曲」を聴き、初期作品の魅力を感じました。ヨーロッパ音楽の模倣が色濃いとはいえ、1886年生まれの日本人音楽家にこれだけの曲が書けたのかと、山田耕筰氏を見直しました。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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他の方が述べているとうり、傷もあるものの...

投稿日:2008/12/15 (月)

他の方が述べているとうり、傷もあるものの、十分な内容だと思います。 序曲はこれが初録音だそうで、是非これから色々なオーケストラに取り上げて欲しい作品です。

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演奏曲目の内容には山田の作風や山田が目指...

投稿日:2004/01/12 (月)

演奏曲目の内容には山田の作風や山田が目指したものが鮮明にわかり満足いけると思いますが演奏がいまいちのように思います。デジタルで音質はいいが、アルスター、ニージーランドともに弦の音が荒い。弦の響きや優しさが感じられない。やはり日本の作曲家の曲には日本の演奏家の方がいいのでは。

ホルン大好き さん | 愛知県小牧市 | 不明

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