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わたしの百人の祖父母たち 北方領土・元島民の肖像

山田淳子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867211694
ISBN 10 : 4867211699
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

北方領土元島民3世の著者による写真ルポルタージュ。100人の元島民を訪ね歩き、島の学校に通い、昆布を干し、旧ソ連兵の侵攻に翻弄された幼少期の記憶をポートレートとともに焼き付けた。戦後80年を越えて引き継ぐ「私たちの戦争」。(解説=小泉悠)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あじ

    終戦80年・昭和100年に刊行された、北方領土元島民の肖像と記憶をまとめた写真集です。幼少期の一握の記憶なので、稀少性がありました。「両親から話を聞いておけばよかった」「語りたがらなかった」と回想する方が多かったですね。富山からの入植者が、結構いらっしゃったのも初めて知りました。証言者のお名前、難読地名が頻出するのでルビが欲しかったです。百人のインタビューを手繰り寄せる作業は、ご苦労が絶えなかったことと思います。

  • アカショウビン

    祖父が北方領土にいた島民三世として元島民を訪ねたポートレートとインタビュー集。当然いろいろな経験、立場がある。しかし故郷に帰りたくても帰れず、お墓参りもできない人がこんなにいることは忘れてはいけないだろう。歯舞群島の名前は知っていても、多楽島、志発島、勇留島など本書の地図で初めて知った。寒いばかりと想像してしまうが、読んでその豊かさも分かる。地引網でしまえびを獲り茹でて食べたい、などの言葉がうれしくも悲しい。ロシアは不法占拠を直ちにやめるべきだが、多くの元住民が富山にルーツがあることに複雑な思いがした。

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