絵本 母と暮せば

山田洋次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062198486
ISBN 10 : 4062198487
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22X31

内容詳細

1945年8月9日、長崎の原爆で一瞬にして世を去った医学生の浩二。その三回忌の日、伸子の前に、幽霊になった浩二が突然姿を現す。再会を心から喜び合う二人。しばし続く至福の時とやがてやってくる煩悶の時……。戦争、原爆、その末の死という悲劇を味わいながらも、愛と慈しみ、ユーモアをも絶やさない2つの魂の物語。

【著者紹介】
山田洋次 : 映画監督、脚本家。1931年生まれ。国民的大ヒット映画「男はつらいよ」シリーズ(全49作)のほか、『幸福の黄色いハンカチ』、「学校」シリーズ、『たそがれ清兵衛』、『おとうと』、『東京家族』など数々の名作を生み続けている。日本アカデミー賞最優秀監督賞3度のほか、国内外での受賞多数。2012年に文化勲章受章

森本千絵 : goen°主宰、コミュニケーションディレクター。1976年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科客員教授。日経WOMAN・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012・準大賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MI さん

    母と暮らせばの絵本版。長崎の原爆で僕は死んだ。僕が亡くなった3回目の命日に母のもとに舞い降りる。母と亡霊となった息子の物語。長崎原爆で亡くなった7万人の命。戦争で亡くなって残された人、家族、恋人など大切な人が一瞬にしていなくなった。悲しみや楽しかった思い出、叶えることができなかった将来の夢が描かれていた。映画も見てみたくなった。

  • ひらちゃん さん

    大人向けなのでしょう。映画は見ていませんが内容は知っていた。原爆で亡くなった浩二と息子を思い続ける母の物語。前ページ真っ黒な中、魂となって現れる浩二は母と会えた嬉しさに笑う。そのキラキラした笑いが恋人だった町子の話題でまた黒くなってしまう。戦争はいつだって理不尽で酷い。衰弱した母はとうとう浩二と同じ世界へ。ずっと一緒にいられる世界が幸せなら、生きて一緒にいたかったはず。子を思い母を思う気持ちをこんな形で終わるのは悲しい。

  • けんとまん1007 さん

    切なくて、悲しい。一瞬で存在を消されてしまうことの残酷さ。悲しむことすらできないということは、想像すらできない。そんな中でも、微かにあたたかさも伝わるものがたり。うまく、表現できる言葉を持たない。

  • かおりんご さん

    絵本。映画になっていたのは知っていたけれど、こういう話だったのですね。大人向けかな。戦争のことにもふれられていますが、どちらかというと愛がメインな感じ。映画が気になりました。

  • とよぽん さん

    以前、映画を見た。図書館で絵本があるのに気づいてすぐ読んだ。絵が秀逸だ。森本千絵さんという画家さんの絵。大人向けの絵本だと思う。

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