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女性活躍後進国ニッポン 岩波ブックレット

山田昌弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784002709345
ISBN 10 : 4002709345
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    著者によると、女性が活躍できない国は発展しない(5頁〜)。だけど、女性校長ってのも大変でしたよ。若い男性教員をパワハラするからね。社会構造(制度、慣習、社会意識、規範)を大きく変えず、小手先対策では女性活躍は進まず(8頁)との指摘もある。非正規4割超えの時代、5割も視野に入っている以上、当事者として中年ヲヤジの存在が薄くなることも同時進行していることをお忘れなく。活躍するためには、専業主婦の年金3号は廃止する必要がある。厚年が滅びる前に。

  • ジュリアンヌ

    とーってもわかりやすかったです。女性がなぜ活躍できないのか?それは「男は仕事、女は家事」であることを前提とした社会制度、企業慣行、家族意識があるから。女性が活躍しないと男性にも不利益がある、ということまで書かれていてすごい。わたしも自分の中の女性の就業問題の論理を補強することができました。

  • カモメ

    ブックレットなのですぐ読めました。女性の社会進出が進んでいる国ほど少子化が改善されていたり、国民の需要が多様なサービスへと転換していった為供給する側も多様な人材が必要となったことなど、女性労働を研究していた時も出てきた観点でした。「男性の小遣いが減ってしまう」という、女性が金銭管理をする前提となっている表現は違和感でした。今話題の社会保障や配偶者控除についても取り上げられていたのは興味深かったです。あと少子化は、学費も含め子育てにコストが掛かりすぎることも原因ではと思います。

  • なおた

    「性別分業型家族の限界」「女性の収入が家族生活には不可欠に」「増えないフルタイム共働き、減り続ける小遣い」「専業主婦がいることを前提とした雇用慣行」「女性の経済活躍を妨げる社会保障制度」など、キャッチ―な章立てが続く。著者の山田昌弘氏による他の著作に、読み進めていきたいと思います。

  • りょうみや

    「女性の社会進出が進むと仕事中心になり、結婚して子供を持とうとする女性が減る」は間違いであり、実際はその逆で少子化を克服した先進国は例外なく女性が社会進出しており、夫婦共働きによって家庭の収入を安定させていることはなるほどと思わせる。女性の社会進出を阻むものとして、雇用慣行(正規と非正規の大きな格差、新卒一括採用、年功序列、正社員の長時間労働)、社会保障制度(130万の壁など)、そして「夫は主に外で働き、妻は家で家事をする」という社会意識を改善しなければならないが、これらはどこまでできるものだろうか。

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