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ヒッチコックに進路を取れ 草思社文庫

山田宏一

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794222442
ISBN 10 : 4794222440
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『サイコ』『鳥』『ダイヤルMを廻せ!』『北北西に進路を取れ』など、サスペンス、ホラー、ミステリー映画の古典として名高いヒッチコック作品―その秘密と魅力を二人の映画好きが余すところなく語り明かす。傑出した映像技術、小道具、衣装、メークアップ、銀幕スターから脇役の輝き、はてまた製作裏話まで話は尽きることがない。映画好きの情熱が紡ぎ出した、並々ならぬ鑑賞眼と分析力で、極上の映画の愉しみ方を披露する。ヒッチコック作品をもう一度じっくり味わいたくなる、映画ファン必見の傑作対談集。

目次 : 序 エンドマークが出れば映画が終わるわけではない/ イギリス時代(一九二五‐三九)(ドイツ表現主義映画から/ 最初の「ヒッチコック映画」/ トーキー第一作―『恐喝(ヒッチコックのゆすり)』 ほか)/ アメリカ時代(一九四〇‐七六)(『レベッカ』/ 『海外特派員』/ 『スミス夫妻』 ほか)

【著者紹介】
山田宏一 : 映画評論家。1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。1964〜1967年パリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人

和田誠 : イラストレーター。1936年大阪生まれ。多摩美術大学図案科卒業。1959〜68年ライト・パブリシティに勤務。週刊文春の表紙絵などで著名。『銀座界隈ドキドキの日々』(文春文庫、講談社エッセイ賞)。映画監督作品に『麻雀放浪記』『怪盗ルビイ』『怖がる人々』『真夜中まで』などがある。菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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作品鑑賞時にすぐに読み返せる様に事典とし...

投稿日:2021/04/10 (土)

作品鑑賞時にすぐに読み返せる様に事典として手元に置いてます。

UG さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    「ヒッチコック映画研究と言えば、この人」な山田宏一氏と映画狂でもあるイラストレーター、和田誠氏によるヒッチコック全作品を巡る対談集。映画初心者でも専門用語などに注釈が振られているのが有難い。和田氏による映画の一場面のチョイスもGOOD。ヒッチコック作品では女性の方が強いと言う事や『サイコ』は『悪魔のような女』の映像化権を取られたから撮った事など、有名事項や裏話もあって読んで楽しい。後、『断崖』のジョーン・フォーティンの影の薄さや『鳥』でのヒロインの序盤の憎たらしさには頷く事仕切り。『レベッカ』、観たいな〜

  • mayumi

    ヒッチコック作品について、映画批評家の山田宏一とイラストレーターの和田誠の対談集。私は1930〜1950年代の映画が凄く好きで、もちろんヒッチコック映画も沢山観ている。この対談集に掲載された36本のうち、29本は観ている。中でも好きなのは「レベッカ」「疑惑の影」「鳥」。特に「鳥」はどうやって撮影したんだ?と思う。鳥の調教師がいたらしいんだけど凄すぎる。しかもこの作品、脚本書いたのは87分署シリーズのマクベインなんだよね。ハンター名義だけど。面白いのも納得。

  • matsumoto@読書中

    ふたりの映画狂がヒッチコックの全作品について、1本1本、楽しげに語る語る。読んでいると、ヒッチコック映画を観たくてたまらなくなる。ハリウッドで撮った30本のうち、数えたら、たった12本しか観てなかった。うーむ。このコンビのもう一冊、「たかが映画じゃないか」も本当に面白い本だった。すっかり忘れていたけれど、この書名の由来がまた、「山羊座のもとに」を撮影中、シーンの意味などを熱く訊いてくるイングリッド・バーグマンにヒッチコックがいった「たかが映画じゃないか」なのだったね。

  • sidmar arai

    映画ならなんでも見てるんじゃないかという和田誠と「超映画術ヒッチコック/トリュフォー」の訳者がすべてのヒッチコック作品を語り尽くす。 見ていない作品もかなりあるのだが、それでも充分面白い。でも、見ている映画だとさらに面白い(しかも新発見が多い)からもっともっとヒッチコック作品を見て、読み返さなきゃな。 1作品ごとに和田誠による名場面のイラストが描かれているんだけど、そのシーンの選び方も通なチョイスで楽しめる。

  • sudden death

    ヒッチコックの各作品についての対談本。裏話も多くて面白かった。和田誠の挿絵も最高。

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