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放射能の正体(仮)

山田克哉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569802619
ISBN 10 : 4569802613
Format
Books
Release Date
January/2012
Japan

Content Description

福島第一原子力発電所の事故によって、ヨウ素やセシウムに代表される、大量の放射性物質が空気中にばら撤かれてしまった。また、放射性物質に汚染された水も漏れでてしまった。汚染された土と水、そして食べ物にも…。原子力・原発をよく知る米国在住の物理学者が、今回の事態を憂い、放射線とは何か、被曝の影響をどう考えるか、原発の中で何が起こったのか、放射性物質にこれからどう対処すればよいか、丁寧に説きほぐしていく。

目次 : 第1章 放射線はどこから出るのか?(まず、核の前に原子だ/ 原子内の電子について ほか)/ 第2章 原子はどこから来たのか?(原子は無から発生するのか?/ 初めに「無」ありき! ほか)/ 第3章 核の分裂と放射性物質(核分裂は「核反応」である/ 核分裂とは何か? ほか)/ 第4章 原子炉内で何が起きているのか?(原子炉の構造/ 燃料棒の構造 ほか)/ 第5章 放射線と細胞(原子レベルでのエネルギーと核レベルでのエネルギー/ 細胞とは何か? ほか)/ エピローグ(確率ということ/ 原子力発電所の今後の行方)

【著者紹介】
山田克哉 : 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部大学院修士課程(原子炉理論)修了。同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。現在、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授。アメリカ物理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ハッシー

    ★★★★☆ 福島第一原子力発電所の事故の後、ニュースや新聞記事で放射性物質のことが多く語られていたが、その正体についてはこれまで理解できていなかった。この本は、原子内の構造、放射線が発生する仕組み、原子がどうやって作られたのか、核兵器との違い、原子炉の構造、放射線が人体に与える影響などの疑問に、明快に答えてくれる。特に、難しい理論はまったく使わずに、平易な言葉で説明してくれているのが有り難い。放射性物質について一通りの知識を得たいのであれば、オススメの一冊。

  • 本命@ふまにたす

    物理学の視点から放射線と放射性物質について解説。内容は基本的に淡々としており、とりあえずこの分野の基礎知識のようなものを確認するのに役立ちそう。

  • tkmt

    高校物理程度の知識しか無かったけど、定性的ながら分かりやすく良い解説だった。核力に関わるエネルギー、原子核の崩壊、原子爆弾への応用、放射線の危険性が1冊でよく分かるとても良い本。

  • まなぶ

    アンリミテッドで読了。難しい部分もあるが放射性物質に関しての話がわかりやすく多くが納得出来ると思う。

  • 島袋 祐次

    原子炉,αβγ線,核分裂等の話を一般人に向けに知識0の状態から何度も同じ事を振り返りつつ説明していて理解に易しかったです。日本における原発の今後を考えて行く上で全てこの本の内容を鵜呑みにするわけでは無いにしろ、沢山の人に読んでほしい本でした。

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