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わくわくする大科学の創造主 メタルカラ-の時代11

Kazuma Yamane

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094080520
ISBN 10 : 409408052X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan

Content Description

「見えるはずの星が狙った場所に見えない!?」―。世界最大の反射望遠鏡「すばる」が完成、最初のテストが行われた一九九八年のクリスマスイブの日、天文学者もメタルカラーたちも冷や汗をかいた。ハワイ島マウナケア山頂に完成した「すばる」は、過去最大の反射望遠鏡の、約三倍の集光力を持つ。それなのになぜ…。原因が判明した。天体座標の基準としてとらえた北極星が、実は別の星だったのだ。想像を超える明るさで暗い星を映し出したため起きた、「すばる」の超集光能力ゆえのミスだった。わくわくする大科学の現場を丹念に歩き、じっくり聞き続けた興奮と感動の対談十五本を収載。

目次 : 4200メートル山頂に世界最大“すばる望遠鏡”を建造―国立天文台/ “反射鏡の凹凸”を2万分の1ミリに保つ「すばる」の大秘密―三菱電機/ 大主鏡に施した「すばる」の世界一大変な“人力そうじ”―国立天文台/ “初の星の光”が「すばる」に入った日の予想外の事件―三菱ヒロ望遠鏡プロジェクト/ 1億画素デジカメ相当の「すばる」超絶“データ処理”―国立天文台/ 「山頂に天文台を」という“日系人の夢”と「すばる」―アキヤマ・ミツオ/ 時速360キロで地下710メートルへ“無重力実験施設”―地下無重力実験センター/ 地下突進カプセルを停止“エアーダンピング・ブレーキ”―三井造船/ 砂時計の砂が宙で停止する“地下なる宇宙開発”―石川島播磨重工業(IHI)/ 猛落下カプセル完全生中継“光通信システム”―東芝/ 世界一美しい炎の“燃焼メカニズム実験”秘話―北海道大学/ 平和実現と新考古学の“衛星画像解析”―東海大学情報技術センター/ 日米合作“熱帯降雨観測衛星”が異常気象を解明―TRMMプロジェクト/ 5×20キロ“宇宙太陽光発電所”建造の大構想―京都大学/ ハイジャック事件で話題“超高感度TVカメラ”と深海―NHK放送技術研究所

【著者紹介】
山根一眞 : 1947年東京生まれ。獨協大学ドイツ語学科卒。1998年「メタルカラーの時代」の業績に対し「東京クリエーション大賞」で大賞。2005年愛知万博愛知県館プロデューサー、宇宙航空研究開発機構嘱託、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    メタルカラー第11巻は、宇宙に関連するものが大分を占めています。すばる望遠鏡の据え付けや人力そうじや昴に関する様々な技術や目に見えない努力などがこの対談によって明らかにされていきます。宇宙太陽光発電所や深海でのカメラの技術など我々はその結果としての画像を見てすごいと言っているだけですが、その根幹の技術は日本産業の今後の発展につながると感じます。

  • Char

    ★★★★ 「なんかおもろいサイエンス系ご存じですか」と聞いたら、会社の読書先輩の立川さんからささっとご紹介いただいた一冊。メタルカラーの時代はメーカーの人間だった親父に高校生の時に「これ読んどけ」と紹介された第一号からその後第4号くらいまでは読んでましたが、大学生時代はハードカバーを買う金がなくて一度休止(笑)。で、11号を先輩に再び紹介していただくとは!。 本書は日本のジャーナリズムでも珍しい「褒める」ことを貫くシリーズ。日本の技術、潜在能力の高さをハワイの天体望遠鏡「すばる」建造や世界最大の無重力施設

  • タッチー

    日本の技術力・もの作り力に感動。やっぱりメタルカラーが日本を支えてるし、そうしないとやばい。

  • 文章で飯を食う

    技術は一日にしてならず。すばるの前に世界一の野辺山の電波望遠鏡があったのだ。

  • 和彦有住

    電子化済み

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