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ISBN 10 : 409408052X
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「見えるはずの星が狙った場所に見えない!?」―。世界最大の反射望遠鏡「すばる」が完成、最初のテストが行われた一九九八年のクリスマスイブの日、天文学者もメタルカラーたちも冷や汗をかいた。ハワイ島マウナケア山頂に完成した「すばる」は、過去最大の反射望遠鏡の、約三倍の集光力を持つ。それなのになぜ…。原因が判明した。天体座標の基準としてとらえた北極星が、実は別の星だったのだ。想像を超える明るさで暗い星を映し出したため起きた、「すばる」の超集光能力ゆえのミスだった。わくわくする大科学の現場を丹念に歩き、じっくり聞き続けた興奮と感動の対談十五本を収載。
目次 : 4200メートル山頂に世界最大“すばる望遠鏡”を建造―国立天文台/ “反射鏡の凹凸”を2万分の1ミリに保つ「すばる」の大秘密―三菱電機/ 大主鏡に施した「すばる」の世界一大変な“人力そうじ”―国立天文台/ “初の星の光”が「すばる」に入った日の予想外の事件―三菱ヒロ望遠鏡プロジェクト/ 1億画素デジカメ相当の「すばる」超絶“データ処理”―国立天文台/ 「山頂に天文台を」という“日系人の夢”と「すばる」―アキヤマ・ミツオ/ 時速360キロで地下710メートルへ“無重力実験施設”―地下無重力実験センター/ 地下突進カプセルを停止“エアーダンピング・ブレーキ”―三井造船/ 砂時計の砂が宙で停止する“地下なる宇宙開発”―石川島播磨重工業(IHI)/ 猛落下カプセル完全生中継“光通信システム”―東芝/ 世界一美しい炎の“燃焼メカニズム実験”秘話―北海道大学/ 平和実現と新考古学の“衛星画像解析”―東海大学情報技術センター/ 日米合作“熱帯降雨観測衛星”が異常気象を解明―TRMMプロジェクト/ 5×20キロ“宇宙太陽光発電所”建造の大構想―京都大学/ ハイジャック事件で話題“超高感度TVカメラ”と深海―NHK放送技術研究所
【著者紹介】
山根一眞 : 1947年東京生まれ。獨協大学ドイツ語学科卒。1998年「メタルカラーの時代」の業績に対し「東京クリエーション大賞」で大賞。2005年愛知万博愛知県館プロデューサー、宇宙航空研究開発機構嘱託、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2014/06/13
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読了日:2012/01/21
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読了日:2011/09/29
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