冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ

山本高樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784844137658
ISBN 10 : 4844137654
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

インド北部、ヒマラヤの西外れの高地、ザンスカール。その最奥の僧院で行われる知られざる祭礼を目指し、氷の川を辿り、洞窟で眠り、雪崩の跡を踏み越える“冬の旅”に挑む。人々はなぜ、この苛烈な土地で生きることを選んだのか。極寒の高地を巡る旅を通じて“人生の意味”を問う物語。

目次 : 第1章 ザオ・ニンパ/ 第2章 チャダル/ 第3章 ルンナク/ 第4章プクタル/ 第5章 ミツェ

【著者紹介】
山本高樹 : 著述家・編集者・写真家。1969年岡山県生まれ、早稲田大学第一文学部卒。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダックおよびザンスカールに長期滞在して取材を敢行。以来、この地方での取材をライフワークとしながら、世界各地を取材で飛び回る日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マリリン さん

    11年前のチャダルの旅。サンスカールへの想い。記憶を辿り再訪する旅は少しだけ本の再読にも似ている。時を経ても変わらない人との交流と祈りがある中で、少しずつ変化し続ける生活。氷の上を歩いて進む旅は冒険ではないけど、独特な世界に惹き込まれ深く心に刻み込まれる。この地に生きる人々の生活にも。遠い記憶の中にあるあの言葉、「ここに私が在る」...だからこの地で生きるのか。そしてこれからの世代はどう生きるのだろうか。神秘的な衣をまとうかのような冬の旅。

  • mittsko さん

    写真がいい!文章も素敵だが、ボクはこれらの写真に強烈に惹かれる。あの風土でこれだけのものを撮るのは、かなり大変なはず。技術と魂がこもった作品は、いつだって尊い。 ※ 西チベット地域、現在は印度領となっているザンスカール地方を、文字どおり殺人的な厳冬期(2019年だろうか)、その奥地まで、危険な徒歩行で旅した記録。フォトエッセイ集。著者は、ラダック、ザンスカール紹介の本を、他に数冊上梓ずみの、その道のプロ中のプロ! 直前、山田孝子先生の『ラダック』を積読消化したのは、この本を読みたかったからなのでした。

  • Lunta さん

    現地人でさえ行かないザンスカールの奥、プクタル僧院に真冬に出かけた記録。凍った川を歩き、雪をかき分けて行くが、あと何年かすれば自動車道が完成して状況は激変するだろう。泊めてもらう家々、僧院の様子など、音やにおいが感じられそう。

  • ジュースの素 さん

    ああ、素晴らしかった。ザンスカールの氷の上を命懸けで渡るチャダル。今までもそれを描いた本は幾つか出ていた。山本氏の引き締まった簡潔な文は長い紀行文もすんなり読める。最後の章の「ミツェ」人生、には思う事がたくさん。そう、彼らの人生の意味を問う章だ。与えられた環境で真剣に生きる事こそ意味ある人生だ。 プクタルゴンパの凄い写真には言葉もない。

  • 梅子 さん

    レーから、ルンナク川が凍りついて出来た冬の道"チャダル"を遡上し、最奥プクタル・グストルの祭を観に行く。岩と氷で完全無欠に閉ざされるが故に均質化されていない独特で過酷で暮らしを覗き、人生の意味を考える…というありがちな構造ではあるものの、付属の写真はやはり凄まじい。チベット高原にスピ的な意味付けをしたがる連中は嫌いだが、著者は現地の言葉を話し現地の人々と全く同じものを食べる生粋の人なので、ロハス界隈とは圧倒的に異質。食糧や行程の話はせず馬鹿話で盛り上がり、別れはあっさりと…きっとまたチャダルで出会うから。

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山本高樹

著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダックとザンスカールに長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。『冬の旅ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞(本データはこの書籍

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