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はじめての日本美術史

Yoko Yamamoto

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634151321
ISBN 10 : 4634151324
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アートがわからなくても、古美術が苦手でも大丈夫。読めば日本美術は面白い。スニーカーを履いて、憧れの作品に逢いにゆく。

目次 : 飛鳥・奈良時代(6〜8世紀)/ 平安時代(9〜12世紀)/ 鎌倉・室町時代(13〜16世紀)/ 安土桃山時代(16〜17世紀)/ 江戸時代(17〜19世紀)/ 明治時代から(19世紀〜)

【著者紹介】
山本陽子 : 1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(美術史)博士課程後期単位取得。博士(文学)。東邦音楽大学・明星大学・跡見学園大学・早稲田大学・東京純心女子大学・多摩美術大学・一橋大学大学院・お茶の水女子大学非常勤講師を経て明星大学教育学部教授。専門は日本中世絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    古代から現代まで45の作品を通して美術史を概観する本である。作品の解説だけでなく、時代背景・社会背景を踏まえて日本美術の本質が見事に浮き彫りにされる。なぜ飛鳥の仏は細く、白鳳の仏はぽっちゃりしているのか。奈良時代は金銅像・塑像・脱活乾漆像が中心だったのに、なぜ平安時代以降、木彫が主流になったのか。どうして引目鉤鼻の顔が描かれるのか。なぜ狩野派が君臨できたのか。どうして日本人はバルビゾン派と印象派が好きなのか。などの疑問に対する答えが次々と明かされてゆく。著者の語り口が軽妙で、とても楽しくためになる良書だ。

  • チューリップ

    古代から現代までの日本の美術の流れを作品を紹介しながら解説している本。作品に対して上手いと思わないみたいな事が書いてあったりするし自分の感じるままに見ていいのかなと読んでいると思えた。古代の仏像は朝鮮や中国から伝わったのが始まりだったり近代の西洋画を参考にして油絵を描いていたり他から影響を受けながら独自に進化していくのが面白いなと思った。浮世絵も海外で影響を与えているしそれぞれの良さを取り入れて新しい何かになっていくのかなと思った。

  • kaz

    紹介されているのは、自分が実際に観たことがあるものも含め、著名な物ばかりだが、解説の視点が面白く、飽きない。源氏物語絵巻の引目鉤鼻の理由には説得力があった。

  • 山田

    有名な絵を題材に、時代背景や歴史を解説してとてもわかりやすい。仏教のことも少し理解が進んだ。/仏教伝来以前、神は目に見えない、見てはならないものだった。百済から送られた仏像を前に、欽明天皇は群臣を集めて「仏像は姿形がはっきり見える、拝んでも大丈夫だろうか」と問うた。見えない神から見える仏像への発想の転換は、仏教容認派の蘇我氏と、神々を祀ってきた中臣氏や物部氏の廃仏派の対立となり、崇仏論争は数十年に及んだ。飛鳥奈良時代の美術は、従来なかった仏教文化を求め、朝鮮や中国の模倣だった。

  • わかめスープ

    平等院の阿弥陀如来坐像に対する著者の所感と、自分の解釈が正反対で笑った。入門書としては、平易な言葉で書かれているのでとても良い。

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